怪塔王

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怪塔王

初級翻訳・怪塔王 第27話

あたりはすっかり晴れ、視界広し」と打てば、やがて本部からは返電があって、さらに報告をさいそくして来るのでありました。兵曹長はいそがしい。青江三空曹を励ましたり、怪塔ロケットを監視したり、それからまた本部へ無線電信をうったり。そのうちに、青江...
怪塔王

初級翻訳・怪塔王 第26話

そして間近に迫るエンジンの爆音!飛行機だ! わが監視隊に属する偵察機だ!なんという大胆な行動だろう。この深い霧のなかを突き進んで、どんどん怪塔の方へ近づいて来る。「ややっ、また出たな。なんというしつこい飛行機だろう」怪塔王は、にがにがしいと...
怪塔王

初級翻訳・怪塔王 第25話

作者である私の方に怪塔王が向いていればよかったのですが、あいにく怪塔王は背中を向けていたので、はなはだ残念ですが、今回はその素顔を見ることはできませんでした。 そう申しても、みなさんはガッカリされるには及びません。なぜなら、この勇ましい帆村...
怪塔王

初級翻訳・怪塔王 第24話

3さても巧妙にできているマスク! 首全体をつつむようにできている最新式の怪マスク!そのマスクの顔は、世にもおそるべき破壊力の持ちぬしである怪塔王の顔だ!さていま、帆村探偵は、その怪マスクを手にして覆面の怪塔王とむかいあっているのです。その怪...
怪塔王

初級翻訳・怪塔王 第23話

あっはっはっ、とうとう本音を吐いたね。食事にも行けなかったり、せっかくの殺人光線灯も役に立たなかったり、黒人が言うことを聞かなかったりしたんでは、もう弱音を吐くより仕方がないだろう」と、『顔』の怪塔王は朗らかに笑い、「じゃあ、貴様の頼みを聞...
怪塔王

初級翻訳・怪塔王 第22話

実に何という奇妙な仕掛けでしょう。一体この不思議な仕掛けは、何のためにこうして博士の室内につくられているのでしょうか。また、この仕掛けを作ったのは誰なのでしょうか。「どうも変ですね。塩田大尉、これはきっと、博士が人と話をするのが嫌なので、こ...
怪塔王

初級翻訳・怪塔王 第21話

5扉の向こうで、初めて人の声が聞こえました。「ああ、ああ、うるさい。わしは研究中だ。誰が来ても会わんぞ。今日はダメだ、ダメだ。帰ってくれ」博士はしゃがれ声で怒鳴るように言いました。塩田大尉と一彦は、顔を見合わせました。「博士はいらっしゃるの...
怪塔王

初級翻訳・怪塔王 第20話

そのおかげもあり、またミチ子の手厚い看病の甲斐もあって、六日目になると一彦はほとんど普通に歩けるようになりました。ミチ子は、一彦が病院の庭を歩く後ろ姿を見守りながら、うれし涙をこぼしました。一彦は、もうすっかり元気です。「さあ、もう大丈夫だ...
怪塔王

初級翻訳・怪塔王 第19話

その時、自分はもう死んでしまって墓場に入り込んだんじゃないかと思ったくらいです。あの時は実に怖かった」「うむ、そうだっただろうねえ」と塩田大尉は大きくうなずきました。「それからですよ、帆村おじさんの活動が始まったのは。おじさんは怪塔の二階を...
怪塔王

初級翻訳・怪塔王 第18話

そのとき、一彦の目に留まったものがありました。それは、炭焼きのお爺さんがそこへ作っていた、炭を焼くための竈(かまど)でした。「うん、これはいいものが目に入ったぞ」と一彦少年は思わず独り言を言い、炭焼きのお爺さんを呼びました。「いいものがあり...
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