怪塔王

スポンサーリンク
怪塔王

初級翻訳・怪塔王 第37話

「じゃあ、もう安心ですね! これがあれば、怪塔王の持っている磁力砲をやっつけられますからねえ」「ところが、そうはいかないんだよ、一彦君」「なぜですか?」「だってこの通り、あべこべ砲はひどく壊れているじゃないか。その上、大利根博士がどこへ行っ...
怪塔王

初級翻訳・怪塔王 第36話

僕はそれをお守りのようにして、いつもポケットの中に入れているんです」 と言って、少年はポケットを探って鍵を取り出しました。それは銅色に光る大きな鍵で、なるほど握りのところが猿の顔になっているものでした。「おお、なるほどこれは見事な鍵だ。では...
怪塔王

初級翻訳・怪塔王 第35話

行けるところまで、どんどん入っていこうじゃないか」 塩田大尉は一彦を振り返って、力強く励ましました。「ええ、僕も突撃します! もう何が出てきたって驚きませんよ」「よろしい、その元気、その元気だ」 塩田大尉は、体に似合わず勇敢な少年をとても頼...
怪塔王

初級翻訳・怪塔王 第34話

とにかく、もう少しで飛行機ごと荒波に飲み込まれるところでしたが、それだけは助かったようです。 おそらく小浜兵曹長は、嵐の中で全身が綿のように疲れ切り、目はかすみ、耳はガーンと鳴り響きながらも、あくまで軍人精神で、(なに、これしきのことでへた...
怪塔王

初級翻訳・怪塔王 第33話

いや、青江の仇(かたき)を取らないうちは、どんなことがあっても逃がしはしないぞ」 兵曹長は、飛行の邪魔になっている麻綱を、くるくると機内に引き込みました。そして、勇敢にもぐっと操縦桿を引いて上昇の体勢を取り、エンジンを全開にして、猛然と急上...
怪塔王

初級翻訳・怪塔王 第32話

よくもまあそんなことができたものだと、驚かされます。火は消えましたが、青江三空曹はさすがに少し元気を失っていました。服についた火で体をじりじりと焼かれ、どれほど苦しかったことでしょう。小浜兵曹長はすぐにそれを察して心配になりました。恐ろしい...
怪塔王

初級翻訳・怪塔王 第31話

その服がぷすぷすと燃え出したのを見て、機上の小浜兵曹長は、心臓をぐさりと突き刺されたような衝撃を受けました。青江をここで焼け死なせるわけにはいきません。とはいえ、遠く離れたこの飛行機の上からでは、青江の燃える服に手が届くはずもありません。「...
怪塔王

初級翻訳・怪塔王 第30話

「おや上官、麻縄がぷすぷすくすぶり出しましたぞ」「なんだ、麻縄がとうとう燃え出したか」怪塔ロケットの金属壁がとろとろ溶けているくらいですから、そのあたりの温度は大変高くなっており、やがて麻縄がぷすぷすと煙を上げ始めたのです。これはいけないと...
怪塔王

初級翻訳・怪塔王 第29話

一体、何を思いついたのでしょうか。とにかく怪塔王は、恐ろしいことに、いろいろと強力な武器を隠し持っています。対するはこちら、小浜兵曹長と青江三空曹の二勇士。愛機は先ほどお話しした通り、麻縄でロケットにつながれたまま、ぐいぐいと引っ張られてい...
怪塔王

初級翻訳・怪塔王 第28話

操縦をやっている三人の黒人を叱りつけ、「もっと左へ避けろ」だの、「もっと高く上がれ」だのと、体中汗びっしょりになって号令をかけています。が、怪塔ロケットはだんだん空中で身動きがとれなくなってきました。4怪塔ロケットが宙ぶらりんに進み出したと...
スポンサーリンク