怪塔王

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怪塔王

初級翻訳・怪塔王 第17話

駆逐艦隊は昼も夜も、ずっと海上の警戒を解かず、もしや怪塔ロケットが波間から顔を出した時は大砲でドゥンと撃ってやろうと思って待ち構えていましたが、相手はどこに隠れているのか何の音沙汰もありません。ここで話は、勿来関(なこそせき)近くの山の中に...
怪塔王

初級翻訳・怪塔王 第16話

怪塔ロケットは、傘のように固まっていた数多くの爆弾が弾け飛ぶ中をすり抜けて、天空へと舞い上がったのです。 見てみると、怪塔ロケットにはどこにも壊れた様子がありません。 それもそのはず、怪塔ロケットは前もって強力な磁力砲を全開にして飛び出した...
怪塔王

初級翻訳・怪塔王 第15話

あの警報ベルが鳴っているのが聞こえるだろうな」「は、はーい」「あれはお前たちも知っている通り、この塔の一部が壊れたのを知らせているのだ」「はい、はい」「このままでは危険だから、塔を早く動かさなきゃ危ない」「はあ、その通りです。私どももさっき...
怪塔王

初級翻訳・怪塔王 第14話

へんな傘とは、どんな形のものであったでしょうか。それは塔の頂上から五六メートル上に、不発の爆弾がたくさん同じ平面上にならんでいるのがちょうど傘をかぶったように見えるのです。「これは不思議だ。上からおとした爆弾が、下におちないで、あのように宙...
怪塔王

初級翻訳・怪塔王 第13話

今度は符号も読み取れそうです!」「それはすばらしい!しっかり無線を受け取れ!」さて、怪塔からの無線は、一体どんな内容を伝えているのでしょうか。塩田大尉は胸をワクワクさせながら、小浜兵曹長の報告を待っていました。2機上で、再び聞こえ始めた怪電...
怪塔王

初級翻訳・怪塔王 第12話

するとこの怪力を博士に調べていただかねばなりませんが、何日ぐらいかかりますか」「さあ、そいつはよくわからんが――」と言って、大利根博士は額にしばらく手を当てていましたが、「まあ、この通風筒の鉄板などを持って帰って、できるだけ早く調査を終える...
怪塔王

初級翻訳・怪塔王 第11話

代わりに信号兵が選ばれ、軍艦との間で激しく手旗信号が交わされました。軍艦の側でも、まったくの不意打ちに、甲板にいた水兵さんたちは「あれよあれよ」とロケットが残すガスの尾を見守るばかりでしたが、勇ましい爆音が聞こえたかと思う間もなく、二台の艦...
怪塔王

初級翻訳・怪塔王 第10話

これは潜水艦の潜望鏡みたいなもので、光の入り口は怪塔の近くにあるケヤキの木の高い梢の上にありました。それから下は筒になっていて、ケヤキの木の幹の中を通り地中に入ります。すると、そこから横に曲がり怪塔の方へ伸びていますが、その曲がり角に反射鏡...
怪塔王

初級翻訳・怪塔王 第9話

なぜこの土がどじょうなの」帆村おじさんはくすくす笑いだしました。「土壌って、魚のどじょうのことではない。いま言った土のことを土壌というのだよ。つまり大地を掘れば、その下にあるのは土壌ってわけさ」「なんだ、ただの土のことか。僕は魚のどじょうの...
怪塔王

初級翻訳・怪塔王 第8話

この大事件とともに、艦長の安西大佐から命ぜられたものでした。もちろんこのほかに東京から派遣された捜索隊や、県の警察署もそれぞれに活動していましたが、塩田大尉は、自分の乗組んでいた軍艦に起きた事件ですから、なんとかして自分の手で調べ上げたいと...
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