海底大陸

スポンサーリンク
海底大陸

初級翻訳・海底大陸 第11話

【Z光線と海底超人】長良川博士の無線連絡は、さらに続きました。「少し難しい話になってしまいましたが、とても面白い話ですから、もっとよく聞いてくださいね」と博士は言ってから、こう続けました。「そのコペルニクス山が崩れる様子を、私は自分のヨット...
海底大陸

初級翻訳・海底大陸 第10話

船のエンジンは、たちまちゴーゴーと鳴り出しました。泡立った海面が飛ぶように後ろに移動していきます。船体は今にも爆発しそうにブルブルと震えてうなりました。「うん、見えるぞ見えるぞ。なんだか、目玉のようなものが二つ、ぐるぐる回っているぞ」「おや...
海底大陸

初級翻訳・海底大陸 第9話

ボートに乗って、一生懸命に漕ぎ出す者もいます。ランチやモーターボートを使って網を引いていく者もいました。大西洋上には、時ならぬ魚釣り大会が始まったのです。「じゃあ、スミスのおじさん。ぼくもボートで行って、ものすごく大きいのを釣ってきますよ」...
海底大陸

初級翻訳・海底大陸 第8話

「どうにも想像できない不思議さだ」 クーパー事務長は、たばこの煙をうまそうに吐き出しながらつぶやきました。 しかし結局、彼は、さっき火をつけようとしたときにギャッと言って逃げ出した怪物が何者であったかを解き明かせば、巨船メリー号が今どこにい...
海底大陸

初級翻訳・海底大陸 第7話

こっちはクーパーだが、本船の操縦はうまくいっているかね」「とうとうかぎつけたね。じつはいま船長とふたりで、知恵をしぼっているところだ。たいへんなことが起こったよ」「たいへんは承知しているよ。そっちの連中も目が見えないんだろう」「そうだ。ほと...
海底大陸

初級翻訳・海底大陸 第6話

だけど、誰がそんな奇跡を信じるものか」 クーパーはしきりに目をパチパチさせていましたが、そのとき背後から彼の名を呼ぶ声がしました。「事務長はいませんか。電話です。電話ですよ」 それは秘書のマルラの声でした。クーパーはその声のする方に、またゴ...
海底大陸

初級翻訳・海底大陸 第5話

あのしっかり者の事務長が、仕事中に居眠りをするとはどうしたことだろうと、少し不思議に思いましたが、少年はそのまま室外へと駆け出しました。なぜなら、事務長に注意をしてやることよりも、このとき、もっと少年の注意をひくことが起こっていたからです。...
海底大陸

初級翻訳・海底大陸 第4話

このスミス警部のニュースは、全英国に大きな感動を与えました。 ボーイが一人見つかった。 それなら、やがて本船もその近くで発見されるに違いない。 ところが、なかなかそうはいきませんでした。 海上は朝を迎え、ふたたび飛行機の偵察が始まりましたが...
海底大陸

初級翻訳・海底大陸 第3話

その結果、あと三時間ほどでルゾン号と洋上で落ち合う手はずが整いました。 スミス警部を乗せた駆逐艦は、それに応えるように急に進路を変えて隊列を離れました。 そして暗い海上を全速力で飛ばしていきました。 エンジンの音は一段と高くなり、船体の震動...
海底大陸

初級翻訳・海底大陸 第2話

指先につまんで読んでみると、「われらの女王クイーン・メリー号は海上を征服し、今また海中をも征服す」とありました。「なんだ、これは。サケ漁を祝った文句らしいが、あまりうまい文句じゃないね」とひとりの船員がいった。「うん、この文句の次に――よっ...
スポンサーリンク