海野 十三

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海野 十三

初級翻訳・虫喰い算大会 第7話

こうして二度三度四度とやりかえすために、本書にインキで書き込むことは控えて、なるべく軟い鉛筆で記入されたいものである。では会場を開きますぞ。さあさあ世界にめずらしい「“虫喰い算”大会」の会場は、こちらが出発点でございます。自信と興味のある方...
海野 十三

初級翻訳・虫喰い算大会 第6話

「先はまだまだ遠いなあ……」と、思わずため息が出そうになるね。でも、気を取り直して次のステップに進もう!2段目にある、割る数の十の位の数字は「2」以下でなければならないんだ。つまり、「2」か「1」か「0」のどれかだね。なぜかって? もし5段...
海野 十三

初級翻訳・虫喰い算大会 第5話

ところが、どっこい! Qは絶対に「2」じゃなきゃいけないんだ。「3」になることは許されないんだよ。なぜなら、「QとNはどちらも偶数」だって、さっき決めたばかりだからね。21N   ______1M5)2TPAI    2I0    ――――...
海野 十三

初級翻訳・虫喰い算大会 第4話

まるで宝石のように素晴らしい問題というのは、鍵の隠し場所が思いもよらない意外なところにあって、それを見つけて解き始めると、あとはドミノ倒しのようにガラガラガラと一気に全部解けてしまうような問題のことを言うんだよ。この問題に挑戦するみんなは、...
海野 十三

初級翻訳・虫喰い算大会 第3話

一方で、掛けられる数を見ると、同じく3桁で、百の位は9です。すると、掛ける数の十の位は1でなければならないことがわかります。そうなると、上から1段目と4段目は同じ数になります。そこで、このように穴を2つ埋めることができました。97□×   ...
海野 十三

初級翻訳・虫喰い算大会 第2話

2と1と□と7をたし算した結果、その答えの一の位が「2」になるということが、この計算式から分かっています。□はひとまず置いといて、いま分かっている「2と1と7」をたすと、答えは10になります。でも、たし算の答えの一の位は「0」ではなくて「2...
海野 十三

初級翻訳・虫喰い算大会 第1話

はじめに この本の中には、「虫喰い算大会」の会場が、第1会場から始まって第30会場まで用意されています。「我こそは!」と思う人は遠慮せずに、第1会場からスタートして、知恵くらべや根気だめしに挑戦してみてください。「虫喰い算」というのは、そも...
海野 十三

初級翻訳・発明小僧 第5話

――皆さま、この説明を読んで、お腹の具合はいかがですか?牛馬両便器の発明 昭和二年実用新案広告第四二九四号(類別、第七十五類五、家畜用便器)――出願人、四谷区永住町、中×清氏。牛や馬のフンやオシッコと、都会の美しい景観や衛生問題をめぐる悩み...
海野 十三

初級翻訳・発明小僧 第4話

」小僧「たとえ三本の手があったって、忙しすぎて手が足りない……とはよく言ったものじゃありませんか。つまりこの義手は、すでに二本の手があってもなお忙しいという、超多忙な人のために取り付けるものなんです!試しに一本、付けてごらんなさいって。」秘...
海野 十三

初級翻訳・発明小僧 第3話

あの長江の出口を止めちまうのです。するとあの夥しい水量は、海へ注ぐことが出来なくなってしまう。するともう向うは一遍で降参をしてしまいます。」社長「どうも判らないですナ。」小僧「判ってるじゃないですか。いつか長江の流域八百里にわたって大洪水が...
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