2026-07

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ぽつぽのお手帳

初級翻訳・ぽつぽのお手帳 第1話

一 すず子のぽつぽは、二人とも小さな小さな赤いお手帳を持っています。 この二人は、「黒」よりも「にゃーにゃー」よりも、「君」よりも、誰よりも一番早くから、すず子とお友達でいるのです。 一番はじめ、ある冬の氷が張っている寒い日に、二台の大きな...
ほんとにそのとおり!

初級翻訳・ほんとにそのとおり! 第1話

「おそろしい話なのよ!」と、一羽のメンドリが言いました。そこは町のはずれで、このお話のできごととは、なんの関係もない場所でした。「向こうのトリ小屋で起きた、おそろしい話なのよ。あたし、今夜はとっても、ひとりでなんか眠れそうもないわ。でも、あ...
ひらめの学校

初級翻訳・ひらめの学校 第1話

ひらめの学校の女の校長先生は、このごろ年をとって眼鏡をかけるようになりました。とても大きな眼鏡なので、生徒たちはびっくりしていました。「まあ、なんて大きな眼鏡でしょうねえ。あれなら、海の上のほうまで見えるんじゃないかしら。このあいだ、校長先...
ひとつ目、ふたつ目、三つ目

初級翻訳・ひとつ目、ふたつ目、三つ目 第3話

どうしてもりんごをつかむことができません。そのとき、そばからふたつ目が、「こんどはあたしがのぼってみるわ。もしかすると、うまくいくかもしれないから」と言いました。それを聞くと、姉さんと妹は、「ふたつ目のおまえなんかに、何ができるもんかい」と...
ひとつ目、ふたつ目、三つ目

初級翻訳・ひとつ目、ふたつ目、三つ目 第2話

仕方がないので、こう言い訳をしました。「あたし、野原でつい眠ってしまったの」あくる日、母親は今度は三つ目に向かって言いました。「今日は、おまえが一緒にお行き。ふたつ目が外で何か食べていないか、誰か食べ物や飲み物を持ってきてやる人がいないか、...
ひとつ目、ふたつ目、三つ目

初級翻訳・ひとつ目、ふたつ目、三つ目 第1話

昔々、あるところに一人の女の人がいました。この人には、三人の娘がいました。一番上の娘は、ひたいの真ん中に目がひとつしかありませんでした。それで、みんなから「ひとつ目」と呼ばれていました。二番目の娘は、普通の人と同じように二つの目をもっていま...
ひこうかばん

初級翻訳・ひこうかばん 第3話

それはもう、すばらしい盛り上がりでした。「そうだ、ぼくもお礼に何かしてあげよう」商人の息子はそう思いました。そこで、流星花火や南京花火など、ありとあらゆる花火を買い込んでかばんに入れ、空へと飛び上がりました。ぽん、ぽん。まあ、花火のなんてよ...
ひこうかばん

初級翻訳・ひこうかばん 第2話

それで一族は、ちりぢりばらばらになってしまったのだ。宗家のお頭は第一等の船の親柱に任命されたが、その船はいつでも世界中を漕ぎ回れるという立派な船だ。ほかの枝も、それぞれの職場に落ち着いている。ところで、私たちはといえば、いやしい人間どものた...
ひこうかばん

初級翻訳・ひこうかばん 第1話

昔々、あるところに、とってもお金持ちの商人がいました。どのくらいお金持ちかというと、町の大通りをすべて銀貨で敷き詰め、横道の小路にまで銀貨を敷き詰めても、まだお釣りがくるほど持っていたのです。でも、この商人はそんな無駄遣いはしません。もっと...
ばにばにベンジャミンのはなし

初級翻訳・ばにばにベンジャミンのはなし 第2話

だれかが庭じゅうを木靴で歩き回ったみたいなのに――その足跡と来たら、おかしなほどに小さくて!それに、なぜだかネコが自分から温室の中へ閉じこもって、鍵も外からかかっていたのです。おうちへ帰ったピーターですが、おかあさんは怒りませんでした。息子...
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