2026-07

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お猫さん

初級翻訳・お猫さん 第1話

毛を染めかへたお猫さん お正月が近づいてきたので、お猫さんのお父さんとお母さんは、お猫さんをお風呂に入れて、毛皮の手入れをしなくちゃいけないなと考えていました。 というのも、お猫さんは真っ白な猫だったからです。「お父さん、ここに石けんの広告...
お母さん達

初級翻訳・お母さん達 第1話

お母さんになった小鳥が、木の上にある巣の中で卵を温めていました。するとまた今日も、牝牛(めうし)がその木の下へやって来ました。「小鳥さん、こんにちは」と牝牛が言いました。「まだ卵はかえりませんか?」「まだかえりませんよ」と小鳥は答えて言いま...
お山の爺さん

初級翻訳・お山の爺さん 第2話

煙は上へ上へと昇るものだから、下からのぞけばよかったのだよ。……それにしても、とにかくお前たちはえらい。ごほうびに、明日からこの林の中に、いっぱいきのこが生えるようにしてあげよう。ただ、それを採るときには必ず『ありがとう』と言わなければ、き...
お山の爺さん

初級翻訳・お山の爺さん 第1話

一「おーさむこーさむ、山から小僧がないてきた。なーんとてないてきた、さむいとてないてきた」 この歌を、みなさんは知っていますよね。 この歌が流行り始めたころ、ある不思議な噂がついてまわっていました。それは、「この歌をうたいながら山の近くでた...
お姫さまと猟師

初級翻訳・お姫さまと猟師 第1話

お姫さまは朝から、とってもご機嫌ななめでした。ぷりぷりと怒っているので、いつものかわいいお姫さまとはちがって、まるで年をとったおばあさんのように、こわい顔をしていました。そこへ、お姫さまが大好きな猟師が、山から帰ってきました。そして、猟師が...
おれは二十面相だ

初級翻訳・おれは二十面相だ 第18話

」警部のうしろにいたふたりの刑事が、長いほそびきを持って、両方から二十面相に近づくと、うむをいわせずしばりあげてしまいました。「いまに、おもてへ護送車が来る。窓のない、厳重な護送自動車だ。こんどは、途中から逃げ出すなんて、思いもよらないこと...
おれは二十面相だ

初級翻訳・おれは二十面相だ 第17話

そうして次から次へと部屋を調べ歩き、二十面相の隠れ家の構造を、すっかり頭の中に入れてしまいました。二十面相は、自分の部屋に部下たちを集めて、今夜の出来事について話していました。ポケット小僧は、その部屋のドアに耳をぴたりとつけて、立ち聞きをし...
おれは二十面相だ

初級翻訳・おれは二十面相だ 第16話

万が一の用意のために、部下を玄関の外に見張らせておいて、もし二十面相がつかまったときには、こうしろとあらかじめ打ち合わせてあったのかもしれません。二十面相が「奥の手」と言ったのは、これだったのではないでしょうか。恩田さんの門から百メートルほ...
おれは二十面相だ

初級翻訳・おれは二十面相だ 第15話

「このざまだよ」と、手錠を見せて言いました。「小林の謎解きを感心して聞いていたところさ。しかしね、明智君。おれはまだ負けたわけじゃない。第一、小林にはまだ解けない謎が残っているのだ」「うん、そうだろう。ぼくはそれを解きに来たのだ。解けない謎...
おれは二十面相だ

初級翻訳・おれは二十面相だ 第14話

これをどう説明するのだね」恩田さんは、あくまでなぞをとかせようとします。「あのとき、章太郎君の部屋の天井などを調べましたか」「むろん調べた。花びんやタバコを、上から細い糸でつっていたのではないかと思って、よく調べたが、そんなしかけはなにもな...
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