2026-07

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ホーソーン ナサニエル

初級翻訳・ワンダ・ブック――少年・少女のために―― 第16話

だのに、まあ、まあ! どんなことになっていたと思って? とてもひどいことになっちゃったのよ! あんなにいい匂いがして、あんなにとりどりの綺麗な紅色をしていた美しい薔薇が、みんな病気になってめちゃめちゃになっちゃったのよ! これ、この通り、み...
ホーソーン ナサニエル

初級翻訳・ワンダ・ブック――少年・少女のために―― 第15話

彼は自分が行っている奇跡をもっとはっきりと見るために、窓掛けを一枚引き寄せましたが、窓掛けの房が手の中で重くなったと思うと――もう金のかたまりになっていたのです。彼は机から一冊の本を手に取りました。ちょっと触れただけで、その本は最近よく見か...
ホーソーン ナサニエル

初級翻訳・ワンダ・ブック――少年・少女のために―― 第14話

一番隅っこの方まで、その人がにっこりと笑うだけで、まるで炎や火花に照らされたかのようにパッと明るくなるのでした。マイダスは宝物庫の錠前をしっかり閉めていたこと、そして人間の力では絶対にここへ侵入できないことを知っていましたから、この人物はた...
ホーソーン ナサニエル

初級翻訳・ワンダ・ブック――少年・少女のために―― 第13話

「しかし、どうもさせられそうだね。これもあんまり評判を取ったおかげだ! 僕はもっとずっとのろまに生まれるか、それとも、天から授かった立派な才能を少し隠しておけばよかったなあ。そうすれば、静かに、気楽に仮眠もできたんだが」しかし、従兄のユース...
ホーソーン ナサニエル

初級翻訳・ワンダ・ブック――少年・少女のために―― 第12話

それにしても、にいさんはマーキュリをクイックシルヴァ(水銀)にしてしまったり、また彼の姉妹の話を混ぜたりなんかして! あんまりおかしいじゃないの!」「じゃあ、あれは姉妹じゃなかったのかい?」とユースタス・ブライトは訊ねました。「ぼくがそれに...
ホーソーン ナサニエル

初級翻訳・ワンダ・ブック――少年・少女のために―― 第11話

今でもその巨人の名で知られている山が、ちゃんとあるのだから。とうとう、勇敢なパーシウスは島へ帰り着きました。そして、なつかしい母親に会えると思っていました。ところが、彼の留守の間に、悪いポリデクティーズ王がダネイに対して大変ひどい仕打ちをし...
ホーソーン ナサニエル

初級翻訳・ワンダ・ブック――少年・少女のために―― 第10話

幸いなことに、寝ている姿勢のせいで、彼らの顔はパーシウスの方からは完全に見えないようになっていました。というのも、もし彼が少しでもその顔を見てしまったら、その瞬間に冷たい石の像となって、空から真っ逆さまに墜ちてしまったはずだからです。「今だ...
ホーソーン ナサニエル

初級翻訳・ワンダ・ブック――少年・少女のために―― 第9話

翼の生えたスリッパとか、すべてこういう高く飛ぶ仕組みというものは、誰でもそれにいくらか慣れるまでは、なかなか扱いが難しいものなのです。クイックシルヴァはパーシウスの、自分ではどうすることもできない活発さを面白がりました。そして、「まあ、そう...
ホーソーン ナサニエル

初級翻訳・ワンダ・ブック――少年・少女のために―― 第8話

あなた方が僕にニンフたちの居場所を教えてくだされば、すぐにあなた方の目を、そっくりそのまま、元通りよく光っている状態でお返しします」「ニンフだって! これはまあ! 姉妹のみんな、この人はどんなニンフのことを言っているんだろうねえ?」と、スケ...
ホーソーン ナサニエル

初級翻訳・ワンダ・ブック――少年・少女のために―― 第7話

だから、三人の白髪の婆さんのうち誰か一人だけには物が見えるけれど、ほかの二人は真っ暗闇だということ、それから、その目が手から手へと渡されているちょっとの間は、この可哀想なおばあさんたちの誰もが、ちっとも物が見えないということが、すぐにわかる...
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