うみぼうずと おひめさま

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うみぼうずと おひめさま

初級翻訳・うみぼうずと おひめさま 第1話

一 うみぼうずは、正体のわからないおばけです。まっくろな体をしていて、海のそこに住み、かんしゃくを起しては我がままばかり言っています。だから、みんなからきらわれていました。なにか気に入らないことがあると、大あばれします。海の水を空高くまきあ...
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初級翻訳・うみぼうずと おひめさま 第2話

おれがかわりに敵を討ってやろう。道案内をせい」とうみぼうずが言いました。「あのなつかしい町へ、わたしは帰れるのですか」とおウマはおどろきました。「だまってついてくればいい」とうみぼうずはにらみつけて、黒雲を呼びました。たちまち海の上が暗くな...
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初級翻訳・うみぼうずと おひめさま 第3話

西の空にはももいろの雲が花びらのように飛び、それとまじって赤い雲が旗のようにたなびきました。「ごらんなさい。まあ、きれいだこと。あの雲、長いたもとのように見えない?」と、きみこさんが空を指さしました。「きっと、こんばんおよめいりがあるのだろ...
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初級翻訳・うみぼうずと おひめさま 第4話

ちょうどそのとき通りかかったみつこさんは、このようすを見て自分もうみぼうずがにくらしくなり、何か言ってやりたかったのですが、やっぱり気が引けてしまい、そのまま家へ帰って急いでこのことをきみこさんに知らせました。「それは大変だわ!」と、きみこ...
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初級翻訳・うみぼうずと おひめさま 第5話

罪のないクジラや大人しいオットセイをいじめるばかりか、自分たちは何でもできると威張っている。雨を降らせずに、電気も水道も止めてしまったら、どんなに面白いだろうなぁ。」と、うみぼうずは笑いました。「そうとも、人間ほど自分勝手なものはない。あい...
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