アンデルセン ハンス・クリスチャン

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アンデルセン ハンス・クリスチャン

初級翻訳・野のはくちょう 第2話

このむすめはあんまり心がよすぎて、罪がなさすぎて、とても魔法の力にはおよばなかったのです。どこまでもいじのわるいお妃は、それをみると、こんどはエリーザのからだをくるみの汁でこすりました。それはこの王女を土色によごすためでした。そうして顔にい...
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初級翻訳・野のはくちょう 第1話

はるかかなたの国、冬が来るとツバメが南の国へ飛んでいくような遠いところに、ひとりの王さまがいました。王さまには十一人の男の子のむすこと、エリーザというひとりのむすめがいました。十一人のきょうだいたちはみんな王子さまで、胸には星のしるしをつけ...
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初級翻訳・醜い家鴨の子 第5話

彼には一体どうしていいのか分らなかったのです。ただ、こう幸福な気持ちでいっぱいで、けれども、高慢な心などはちっぽけたりとも起こしませんでした。見っともないという理由で馬鹿にされた彼、それが今はどの鳥よりも美しいと云われているのではありません...
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初級翻訳・醜い家鴨の子 第4話

ああ、子ガモにとって、どうしてあんなにも美しく、幸せそうな鳥たちのことを忘れられたでしょう! こうしてついにみんなの姿がすっかり見えなくなると、子ガモは水の中にぽっくりと潜り込みました。そして再び水面へと浮かんできましたが、いまやもう、さっ...
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初級翻訳・醜い家鴨の子 第3話

あたりがすっかり静まりきったのは、もうその日もだいぶん晩くなってからでしたが、そうなってもまだ哀れな子家鴨は動こうとしませんでした。何時間かじっと坐って様子を見ていましたが、それからあたりを丁寧にもう一辺見廻した後やっと立ち上がって、今度は...
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初級翻訳・醜い家鴨の子 第2話

つまり、あの方を見失わないようにしてみんながちゃんと気を配っているっていう証拠なのさ。さあさ、そんなにつま先を内側に曲げちゃいけないよ!育ちのいいアヒルのお子は、お父さんやお母さんみたいに、ほら、こうやって足を広く離して開くもんなんだ。さあ...
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初級翻訳・醜い家鴨の子 第1話

それは田舎の、とってもお天気のいい夏の日でした。黄金色に実った小麦や、まだ青々とした燕麦(えんばく)、そして牧場に山のように積み上げられた干し草の山が、どこを見てもきれいに輝いている素晴らしい日でした。コウノトリは長い赤い脚で歩き回りながら...
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初級翻訳・赤いくつ 第3話

それでカレンは、自分をあんなにもかわいがってくれたお年寄りの奥さまが亡くなったことを悟りました。そして、自分がまわりのすべての人たちから見捨てられ、神さまの天使からも呪いを受けているのだということを、胸の底から思い知ったのでした。それでもカ...
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初級翻訳・赤いくつ 第2話

カレンとお年寄りの奥さまは、麦畑の中の小道を通っていきました。そこはかなりホコリっぽい道でした。お寺の戸口のところに、めずらしい長いヒゲを生やした年老いた兵隊が、松葉杖にすがって立っていました。そのヒゲは白いというより赤いほうで、このおじい...
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初級翻訳・赤いくつ 第1話

むかしむかし、あるところに、ちいさな女の子がいました。その子はとってもきれいでおしゃれが大好きな女の子でしたが、おうちがとても貧乏だったので、夏のあいだはだしではだしで歩かなければならず、寒い冬にはぶあつい木のくつをはいていました。そのため...
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