菊池 寛

スポンサーリンク
イワンの馬鹿

初級翻訳・イワンの馬鹿 第2話

王様は大そう怒って、シモンの領地を取り上げてしまったし、みんなは明日、あいつを死刑にしようとしているところさ。だから、おれの仕事はあと一日だけ、あいつを自分の国へ逃がしてやるために牢屋から出してやればいいだけだ。明日になったら、お前たちに手...
イワンの馬鹿

初級翻訳・イワンの馬鹿 第1話

一 むかしむかし、ある国の田舎に、とてもお金持ちの百姓が住んでいました。 この百姓には、兵隊になったシモン、ふとっちょのタラス、そして「馬鹿のイワン」と呼ばれる三人の息子と、耳が聞こえず言葉も話せないマルタという娘がいました。 兵隊のシモン...
アラビヤンナイト

初級翻訳・アラビヤンナイト 第7話

ですけれども、私このおへやに、たった一つほしいと思うものがございますのよ。それはほかでもございません、ロック鳥の卵が、あのあの高い天じょうのまん中からぶらさがっていたら、もう申し分なしだと思いますわ。」と、答えました。これをお聞きになってお...
アラビヤンナイト

初級翻訳・アラビヤンナイト 第6話

そして、「お姫さまと御殿をすぐにとり戻してくれ、それから私の命を助けてくれ」と、お願いしました。ところが、指輪の家来は、「それはあいにく、私にはできないことでございます。ランプの家来だけが、御殿をとり戻す力を持っているのです」と、答えたので...
アラビヤンナイト

初級翻訳・アラビヤンナイト 第5話

アラジンはまた、王さまのために何度も何度も戦争に行って、すばらしい手柄を立てました。それで、王さまの一番お気に入りの頼もしい家来になりました。けれども、遠いアフリカでは、アラジンをねたみ、いじめるための悪だくみが、ずっと考えつづけられていま...
アラビヤンナイト

初級翻訳・アラビヤンナイト 第4話

それで、やっとお姫さまは、おとといの晩からの出来事を、すっかりお話しになりました。大臣の息子はふるえながら、どうぞおむこさんになるのをやめさせてくださいまし、とお願いしました。もうもう一晩だって、あんな目にあうのは、いやだと思ったものですか...
アラビヤンナイト

初級翻訳・アラビヤンナイト 第3話

アラジンは、すぐお母さんの手からランプを引ったくりました。そしてふるえながら、自分の手に持っていました。「ほんの少しでもいいから、たべるものを持っておいで。」アラジンは、やっぱりふるえながら、こう言いました。おそろしいおばけが、やっぱり天井...
アラビヤンナイト

初級翻訳・アラビヤンナイト 第2話

宝物と聞いて、アラジンはさっきまでの恐怖すっかり忘れ、すっかり心を躍らせてしまいました。そして、魔法使いの言う通りに石の上の輪に手をかけると、あんなに重そうな石が、うそのようにすんなりと持ち上がりました。「アラジンや、よくご覧。そこに下へ降...
アラビヤンナイト

初級翻訳・アラビヤンナイト 第1話

むかしむかし、大きな都に、ムスタフという貧しい仕立屋が住んでいました。このムスタフには、おかみさんと、アラジンというたった一人の息子がいました。お父さんのムスタフは本当にまじめな人で、一生けんめいに働きました。けれども、悲しいことに、息子の...
小公女

初級翻訳・小公女 第42話

【生の作品テキスト】ベッキイはすっかり小間使になりすまして、いそいそ若い御主人に従い、膝掛や手提を持って、馬車の処まで見送りに出て来たのでした。いつの間にかベッキイは血色もよく、むっちりと肥っていました。馬車はまもなく、パン屋の店先につけら...
スポンサーリンク