楽聖物語

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初級翻訳・楽聖物語 第38話

ニーヅェルスキーの演奏は、それよりもたしなみが良く、落ち着いた繊細さが好感を持たせます。他には、パハマンの「マズルカ=ト長調(作品67-1)」(ビクターJF55)、パデレフスキの「マズルカ=嬰ハ短調(作品63-3)」(ビクター7416)、ロ...
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初級翻訳・楽聖物語 第37話

要するに、ショパンの円舞曲のレコードは、特別なこだわりがない限り、コルトーの「円舞曲集」で十分に満足できることでしょう。練習曲(エチュード)「練習曲」という名のもとで、不思議な詩の世界を描き出したショパンの天才には驚かされるばかりです。作品...
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初級翻訳・楽聖物語 第36話

それなのに、貴婦人たちは彼に少しの休息も与えようとはしませんでした。ショパンは、好意を押し付けてくる客たちのために、毎日ヘトヘトに疲れ果てなければならなかったのです。1849年の正月、ショパンはついにパリへ帰ってきました。奇跡的な生命力で、...
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初級翻訳・楽聖物語 第35話

パリの音楽家たちも、音楽好きの人たちも、そして普通の聴衆たちも、ショパンの音楽の本当のすばらしさを理解することはできませんでした。しだいに生活が苦しくなると、ショパンはアメリカへ渡ることも考えましたが、幸運なことにラジヴィール公に認められ、...
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初級翻訳・楽聖物語 第34話

たったこれだけの練習曲(エチュード)の中にさえ、大きな交響曲よりもすばらしい芸術の中身がつまっており、その考えの深さ、スケールの大きさ、表現の美しさには、百年たった私たちも驚かされずにはいられません。それこそがショパンの音楽のいちばんのすご...
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初級翻訳・楽聖物語 第33話

そのほか、メニューインがエネスコの指揮するコロンヌ管弦楽団と録音したものがビクターにあります。クライスラーを選ぶのは昔を懐かしむ癖だと思う人は、メニューインの若々しさを買えばよいでしょう。ですが、そうは言っても、私はクライスラーがこの曲に込...
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初級翻訳・楽聖物語 第32話

一八二四年、十五歳のときには「第一交響曲 ハ短調(作品11)」を完成させ、翌年にはパリを訪れて、マイエルベーア、ロッシーニ、ケルビーニといった大先輩たちに認められる機会を得たのです。メンデルスゾーンは音楽家として優れていたばかりでなく、立ち...
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初級翻訳・楽聖物語 第31話

この中でも、最近ワルターがパリのオーケストラを指揮して録音したレコードがビクターから発売され、すぐに販売中止になってしまいましたが(VD八一四六―五一)、おそらくこの曲のレコードの中では一番の傑作(白眉)と言えるでしょう。ワルターが持つロマ...
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初級翻訳・楽聖物語 第30話

夢が覚めて机のそばへ行き、思わずペンを執り上げると、美しい音楽が頭の中で高らかに響いています。――しかし、ベルリオーズは考えなければなりませんでした。階下では妻と子が病気でうめいており、最近では薬代さえ事欠く有様です。もしここでベルリオーズ...
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初級翻訳・楽聖物語 第29話

あとは、これといって特筆すべきリート(歌曲)歌手は見当たらないように思います。純情の奇才ベルリオーズ小児の心世にも不思議な音楽家、それがエクトル・ベルリオーズです。作曲家としての彼の業績は、山の頂上からさらなる頂上へと飛び移るような超人的な...
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