楽聖物語

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楽聖物語

初級翻訳・楽聖物語 第8話

どちらもカンタータの一部分ですが、バッハの作品の気高さと、清らかな情熱を感じ取ることができるはずです。前者も素晴らしいものですが、特に後者の牧歌的なデュエット・アリアは少年聖歌隊が演奏していて、この上なく美しい響きです。他にも「音楽史第二巻...
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初級翻訳・楽聖物語 第7話

合唱長として、そしてオルガン奏者として、ライプチッヒで過ごした数十年間、バッハは完全に「神を讃えるための音楽」に没頭していました。そう言っても決して言い過ぎではありません。二つの教会では、日曜日や祝日に大礼拝が行われ、そのたびに聖歌隊とオル...
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初級翻訳・楽聖物語 第6話

彼の美しいボーイ・ソプラノの歌声は、二年間という安定した生活を約束してくれただけでなく、教会付属学校の図書室にはドイツ、オランダ、イタリアの名曲の楽譜がたくさん揃っていました。それが彼の尽きることのない知識欲を満たしてくれたのですから、なん...
楽聖物語

初級翻訳・楽聖物語 第5話

一枚物ではありませんが、シゲティが弾いた『ヴァイオリン・ソナタ第四番ニ長調』(コロムビアJ五五六六―七)も、少し苦悩を感じさせる演奏ではありますが、曲が美しく、芸術的な香りが高い名盤です。同じ曲をエネスコが弾いたものもコロムビアから出ていま...
楽聖物語

初級翻訳・楽聖物語 第4話

ヘンデルはこの曲の楽譜を売ることを禁止し、演奏で得た利益をすべて慈善事業に寄付したのです。一七五〇年からの十年間に、『救世主』の演奏が養老院のために稼いだ金額は、なんと六千五百九十五ポンドにもなったと言われています。一生独身を通し、激しい性...
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初級翻訳・楽聖物語 第3話

二度も死にかけるような病気に倒れ、新聞記者や三流の文士、音楽批評家、そしてわがままな貴婦人たちを相手に、二十年以上もの間、戦い続けなければなりませんでした。彼にとって真の天職であり、永遠の命が吹き込まれた芸術「聖譚曲(オラトリオ)」にたどり...
楽聖物語

初級翻訳・楽聖物語 第2話

ヘンデルの命は本当に髪の毛一重のところで助かり、次の瞬間、二人は怒りも忘れてお互いにぎゅっと抱き合ったのです。争いの原因も、お互いへの憎しみも、死のきわどい体験を通り越したことで、春の日の霜のようにあっさりと消えてなくなりました。その次にヘ...
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初級翻訳・楽聖物語 第1話

【序】私は、自分自身のやり方で、日頃から尊敬している大音楽家たちの物語を書き上げました。それは、あくまで私の人生を通して見てきた大作曲家たちの姿であり、私が抱く尊敬や愛情、驚き、そして時には少しばかりの批判も、一切隠すことなく、思うがままに...
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