初級翻訳・愛ちやんの夢物語 第7話

キャロル ルイス

可哀想に! それはもう後の祭りでした! 愛ちゃんはどんどん大きくなるばかりで、見る間に床の上へ跪かなければならなくなり、そのせいで部屋はたちまち一寸の隙間もないほどになりました。愛ちゃんは仕方なく片方の肘をドアに預け、片方の腕を頭の下へ敷いて横になりましたが、それでもなお少しずつ伸びていき、一番最後には、片腕を窓の外に突き出し、片足を煙突の上へ出してしまいました。

「どんなことがあっても、もうこれで止まりだろう。これでどうなるのかしら?」と呟きました。

愛ちゃんにとっては幸いなことに、小さな魔法の瓶は今やその効能を十分に発揮し終えたようで、愛ちゃんもこれ以上は大きくなりませんでした。しかし、非常に不愉快な状況であることには変わりなく、おそらく二度とこの部屋から出られる機会がないのだと知ったとき、愛ちゃんはどれほど自分の身の不幸を感じたことでしょう。

「家にいたほうが、どんなに面白かったか知れないわ」と呟いて、「もはやこれで大きくも小さくもなれず、その上ネズミや兎に使われるなんて。私は兎の穴を下りてこなければよかった――でも――でも――奇妙だわ、こんな生活! これからどうなるのかしら! 私はいつもお伽噺を読むたびに、ありそうにもない突飛なことばかり想像するのよ。今もその最中なの! きっと私のことを書いた本ができるわ、きっと! 私が大きくなったら一つ書いてやろう――だけど、今もう大きくなっちゃったんだわね」と悲しげな声で、「もう大きくなろうとしても隙間がないわ」

「これから先、決してもう今より年をとらないのかしら?」と思って愛ちゃんは、「そんならいいけれど、一つ――決してお婆さんにはならず――でも――始終お稽古をしなければならないのですもの! それが一つ嫌だわね!」「オヤ、馬鹿な愛ちゃん!」と自分で自分に言って、「どうしてここでお稽古ができるの? まあ部屋もありやしないわ、それから教科書だって!」

こうして愛ちゃんは自問自答を続けていましたが、しばらくして外の方で何か声がするのを聞きつけ、話を止めて耳をそばだてました。

「梅子さん! 梅子さん! すぐに手袋を持ってきて頂戴!」という声がして、やがてパタパタと階段を上る小さな足音がしました。

愛ちゃんはそれが自分を見に来た兎だと知って、家をも揺らさんばかりにガタガタと震え上がりました。自分は兎よりもほとんど千倍も大きくなっているのだから、何も恐れる理由はないのですが、そんなことはすっかり忘れてしまっていたのです。すぐさま兎は戸口に近づき、開けようとして中の方へ押し込みましたが、愛ちゃんの肘がしっかりと支えていたため、びくともしませんでした。
「仕方がない、回って窓から入ろう」
愛ちゃんは、兎がそう独り言を言うのを聞きました。
「それも駄目よ」と心の中でひそかに思いながら、愛ちゃんは兎が窓の下へやってきたのを感じ取り、急に片手を伸ばして、ただ当てもなく空を掴みました。
何も掴むことはできませんでしたが、小さな叫び声と地響き、そしてガラスが割れる音が聞こえました。その物音から、愛ちゃんは兎がきっとキュウリの苗床にでも落ち込んだに違いないと思いました。
続いて、怒りを含んだ声が聞こえてきました。兎の声です。
「小獣や、小獣や! お前どこにいるんだい?」
すると、聞き慣れない声が返ってきました。
「ここにいるよ! リンゴを掘っているんだ!」
「リンゴを掘っているだって? 本当か!」と、兎が腹立たしげに言いました。
「おい、来て助けてくれ!」(なおもガラスの割れる音が響きます)
「どうしたんだい、小獣、窓にあるのは何だい?」
「オヤ、腕じゃないか、え!」(彼はそれを「うンで」と発音しました)
「腕だ、馬鹿! そんな大きな腕があるものか? なんだ、窓いっぱいじゃないか!」
「そうさ、お前。だけど、何と言ったって腕に違いない」
「兎に角、そのままにしておいては仕様がない。行って取ってしまおう!」
その後はしばらく静まり返り、愛ちゃんは時折、こんなやり取りを聞くばかりでした。「本当だ、嫌になっちゃう。そうだよ、全くさ!」「僕の言った通りにおやりよ、卑怯だな!」
ついに愛ちゃんは再びその手を伸ばして、もう一度空を掴みました。
今度は二つの叫び声がして、またガラスがバリバリと割れる音がしました。
「キュウリの苗床がいくつあるのかしら!」と愛ちゃんは思いました。
「彼らは次に何をするかしら! 引き下ろせるなら窓から私を引き下ろしてくれればいいのに! もう長くここにいたくないわ!」
愛ちゃんはそれからしばらくの間待っていましたが、何も聞こえませんでした。
しばらくして、小さな二輪車の響きがしたかと思うと、皆で一斉に話をする騒がしい声が一度に耳に入ってきました。愛ちゃんはその言葉を聞き分けました。
「どこにもう一つ梯子がある?――なぜ私は一つしか持って来なかったんだろう。甚公がまだ持ってる――甚公が! それをここへ持って来い、丁稚! その隅へ置け――先は皆一緒に縛れ――皆だっても半分も届きやしない――ああ! それでいい、別々にしては駄目だ――さあ、甚公! この縄を持ってろ――屋根は大丈夫かしら?――その緩い屋根瓦に気をつけろ――ソラ落ちるぞ! 頭の上へ!(恐ろしい音がしました)――オヤ、誰がそんなことをしたんだ?――甚公だろう――煙突を下りていくのは誰だ?――いいえ、私じゃない! お前だ!――でも私じゃない、甚公が下りていくんだ――さあ甚公! 旦那がそう言ったよ、お前に煙突を下りて行けって!」
「ああ! それで甚公が煙突を下りてきたんだわ?」と愛ちゃんは独り言を言って、「オヤ、みんなが甚公の上に何もかも積んでいるわ! 私は長く甚公のいる所にはいられない。この囲炉裏はきっと狭いわ、どれ、少し蹴ってみよう!」

愛ちゃんは思い切って、遥か下の方へその煙突を蹴り落としました。しばらくすると、小さな動物(愛ちゃんには何だか分かりませんでした)が、すぐその煙突の中で這い登ろうとしてひっかく音を聞きました。そこで愛ちゃんは、「これが甚公かしら」と独り言を言って、もう一つ激しく蹴り、それからどうなることかと見ていました。
愛ちゃんは最初、大勢が一緒に「甚公が出た!」と言うのを聞きました。それから兎の声ばかりが聞こえてきました。
「捕まえろ、ソレ、生垣の所へ!」
やがてまたガヤガヤと声がして、「頭を押さえろ――さあ、文公――殺すな――どうしたんだ、え? 何かしたのか? 言わないかよ!」
ついに小さなひ弱な金切り声で(それが甚公だと愛ちゃんは思いました)、「さあ、私には解らない――もう、ありがとう、もういい――でも腹が立って話せない――みんな知っているけど、なんだかごちゃごちゃで雑貨箱のようだ、私は狼煙(のろし)のように空へ上がっていく!」
「そうだな!」と他の者が言いました。
「この家を焼き潰せ!」と兎の声。
愛ちゃんは精いっぱい大きな声で、「そんなことをすれば、玉ちゃんをけしかけるからいいわ!」と叫びました。
直ちに皆は息を殺して黙ってしまいました。愛ちゃんは心の中で思いました。

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