初級翻訳・猿飛佐助 第15話

猿飛佐助

笑えば、ほっぺたのえくぼが……いや、あばたに隠れて見えないか!」「えくぼは二つ、あばたは大勢。こりゃどう転んでもあばたの勝ちじゃが、歩いて行かずに飛んで行けと許された、待望の飛行の術! この術を使えば中山道も一またぎ、もう懐かしの上田の天守閣が見えてきたぞ。おお、あの六文銭の旗印がひらひらと風に翻っている。このあばたの数と同じくらい、首のない男を作ってやろう!」

などと、富田無敵のために首のない男を作ってやろうなどという、なんとも奇妙なことを考えている。
この男は、いったいどこまで正気なのだろうか、まったく測り知れないものがあった。

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