2026-08

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お母さんのひきがえる

初級翻訳・お母さんのひきがえる 第1話

かえるというものは、みんないい人……ではなくて、おとなしいものですが、この大きなひきがえるは、たくさんの小さなひきがえるのお母さんだったからこそ、いちばんおとなしいのでした。町の裏手は坂になっていて、細い道がずっと続いていました。道の両側は...
お母さんのかんざし

初級翻訳・お母さんのかんざし 第2話

少年はただ一人、ポツンとそこに立ち尽くしながら、この夢のような出来事を、家に帰ったらお母さんにどう話そうかと考えていたのでした。
お母さんのかんざし

初級翻訳・お母さんのかんざし 第1話

むかしむかし、あるところに、お母さんと男の子が二人だけで、ひっそりと暮らしていました。お母さんはとても貧しかったので、おしゃれな飾りなんて一つも持っていませんでしたが、頭の髪には、青いガラス玉のついたかんざしをいつもさしていました。男の子は...
お母さまは太陽

初級翻訳・お母さまは太陽 第1話

「お母さんは、太陽だ」ということが、ぼくにはどうしてもわかりませんでした。そうしたら、物事をよく知っていて、とてもやさしいおじいさんが、次のようなお話を聞かせてくださいました。*   *   *   *   * わしが子供のころ、家には大勢...
お月様の唄

初級翻訳・お月様の唄 第3話

王子はまるで夢を見ているような気持ちで、そこから飛び出していきました。四木がすっかりなくなった森の跡地は、まるで墓場のようでした。大きな木の切り株たちは、まるで石の塔のように見えました。王子はその中を駆け抜けていきました。まだ木立が残ってい...
お月様の唄

初級翻訳・お月様の唄 第2話

そして遂には王様まで、自分の子は神の生まれ変わりではないかと思われるようになりました。けれど、王子にも、ただ一つ自分の思うようにならないことがありました。それは毎晩月を出すことが出来ないことでありました。月が輝いた晩でなければ、千草姫は迎え...
お月様の唄

初級翻訳・お月様の唄 第1話

一お月様の中で、尾のない鳥が、金の輪をくうわえて、お、お、落ちますよ、お、お、あぶないよ。むかしむかし、まだ森の中には小さな、可愛い森の精たちが大勢いた頃のこと、ある国に一人の王子さまがいらっしゃいました。王さまのひとりっこでしたので、とて...
お月さまを

初級翻訳・お月さまを 第1話

お月さまを新美南吉お月さまを見上げたよ。船のマストにのぼった 船乗りが。なんだか青いなあ、そう言った。お月さまを見上げたよ。わたしが窓から ひとりぼっちで。母さん、静かだね、そう言った。
お月さまとお星さま

初級翻訳・お月さまとお星さま 第1話

きらきらと光る黄金(きんいろ)のお皿へ、一羽のうさぎがピョンとびこみました。すると、パラパラパラッと、まばゆい黄金色の金平糖(こんぺいとう)が、夜空のような紫色のびろうど(毛織物)のうえに飛び散りました。うさぎもまた、お皿の中で、すっかり黄...
お月さまと ぞう

初級翻訳・お月さまと ぞう 第1話

正ちゃんとよし子さんが、門のところにたらいを出して水をいれると、まんまるなお月さまの顔がうつって、にこにこと笑いました。「さあ、わたしをよく見てください」と、月がいいました。「大きなお月さまねえ」と、よし子さんがよろこびました。「あの黒い模...
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