2026-08

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おやゆび姫

初級翻訳・おやゆび姫 第1話

むかし、一人の優しい女の人がいました。その女の人は、かわいい子どもがほしいと心から願っていました。けれども、その願いはいっこうにかないませんでした。心から強く願っても、どうしてもかないませんでした。日々をすごすうちに、女の人はついにいてもた...
おもちや の めがね

初級翻訳・おもちや の めがね 第1話

あるところに、ひとりのおばあさんがいました。すっかり目が悪くなってきたので、メガネがひとつほしいと思い、ためておいたお金をお財布に入れてメガネ屋さんに行きました。おばあさんは、「メガネ屋さん、このお財布の中のお金をすっかりぜんぶあげますから...
おもちゃの蝙蝠

初級翻訳・おもちゃの蝙蝠 第1話

あるところに、一匹のコウモリがいました。それはおもちゃで、ボール紙を切り抜いた上に、紫色のきれいな紙がはってありました。そして、小さなゼンマイじかけで、バタバタと飛ぶように作られていたのです。ところが、ある日のこと。このコウモリが、どういう...
おもちゃの汽車

初級翻訳・おもちゃの汽車 第1話

おもちゃの汽車竹内浩三ゴットン ゴットン汽車が行くケムリをはいて汽車が行くアレアレアレアレ脱線だお人形さんの首が飛びキューピイさんの手が飛んだけが人や死んだおもちゃは、合わせてゆうに三十個オモチャの国の大大事件だ
おほしさま

初級翻訳・おほしさま 第1話

ぽつんと小さな目のように、明るく光るのがおかあさんぼし。きらきらと光が強いのがおとうさんぼし。そして、森の上で光る、うす赤いのがおじいさんぼし。そのそばで、ときどき見えたり消えたりするようなのがおばあさんぼしですよ、とおねえさんが言いました...
おふさ

初級翻訳・おふさ 第1話

刈草を積み重ねたように丸々と茂っていた野茨(のいばら)の木が、一斉に花を咲かせました。青々とした長い土手に、ぽつりぽつりとその花がひときわ白く映えています。花に群がる虫たちの小さな羽音が、恐ろしいほどの唸り声をあげています。土手に沿って田ん...
おひさまのたまご

初級翻訳・おひさまのたまご 第1話

翻訳者:大久保ゆう(※本作は青空文庫に収録されている、エルサ・ベスコフの『おひさまのたまご』の日本語翻訳データに基づき、小学生の読者にもワクワクと伝わるよう、全てのテキストの文脈を完全網羅して現代語にリライトしています)――あるところに、ぽ...
おばあさんと黒ねこ

初級翻訳・おばあさんと黒ねこ 第3話

薬売りは疫病にきく薬の製造法と、下熱剤の造り方を村の人に伝授しました。この旅人は、小判を携えて、いずこへか去ってしまいました。その後で村の人は、薬売りから教えられた薬を製造しました。この薬もたいへんによく病気にきいたのであります。「こうなっ...
おばあさんと黒ねこ

初級翻訳・おばあさんと黒ねこ 第2話

「さあ、お葬式も無事に済んだけど、おばあさんはあのたくさんのお金をいったいどこにしまったんだろうね?」と、ある人が言いました。「まったくその通りだ。おばあさんは大金持ちだったんだから。きっとどこかに隠してあるに違いありませんよ」と、別の人が...
おばあさんと黒ねこ

初級翻訳・おばあさんと黒ねこ 第1話

いまはたくさんの良いお薬がありますが、まだ世の中があまり開けていなかった昔は、家に代々伝わるお薬などを使って病気を治したものでした。このお話も、そんな時代のことで、雪がしんしんと降る北の国であったことでした。おじいさんは一生懸命働いてたくさ...
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