矢崎 源九郎

スポンサーリンク
ニールスのふしぎな旅

初級翻訳・ニールスのふしぎな旅 第67話

その小人が、いまにも見つかっては大変だとハラハラして、体中をこわばらせていたのです。そこへ、ガンの一群が飛んできました。それを見たヤッローは、はっと我に返り、「危ない!」と大声で仲間に注意を促しました。ところがガンたちは、それでもこの小島の...
ニールスのふしぎな旅

初級翻訳・ニールスのふしぎな旅 第66話

トーケルン湖に鳥が一羽もいなくなったら、おればかりか、きさまだって面白いことはなくなっちまうじゃねえか」おとりガモ四月十七日 日曜日二、三日しますと、ヤッローはすっかり元気になって、家じゅうを飛び回ることができるようになりました。おかみさん...
ニールスのふしぎな旅

初級翻訳・ニールスのふしぎな旅 第65話

それどころか、えさを持ってきてくれるときなどは、おかみさんの手に喜んで頭をこすりつけました。また、おかみさんがどこかよそへ出かけるときには、さびしがって鳴きました。そして帰ってくると、野ガモのことばでうれしそうにお迎えをしました。ヤッローは...
ニールスのふしぎな旅

初級翻訳・ニールスのふしぎな旅 第64話

白鳥や、モグリドリ、黒ガモ、アビ、ハイシロガモなど、ほかにもたくさんの鳥たちに領地を分け与えなければならなくなりました。トーケルン湖は、たしかにスウェーデンじゅうでも一番大きく、一番すばらしい「鳥の湖」です。ですから、鳥たちはこうした隠れ場...
ニールスのふしぎな旅

初級翻訳・ニールスのふしぎな旅 第63話

ガンたちは、まずムンク製紙工場の頭上を飛びました。ちょうど昼休みが終わったところで、大勢の職工たちが工場の門をくぐるところでした。職工たちはガンの鳴き声を聞きつけると、足を止めて叫びました。「どこへ行くんだい? どこへ行くんだい?」ガンには...
ニールスのふしぎな旅

初級翻訳・ニールスのふしぎな旅 第62話

親というものは、こんなにまで子どものことを思っているんだなあ! ニールスは、今までそんなことは夢にも考えたことがありませんでした。子どもが遠くへ行ってしまえば、まるで生きがいがなくなってしまうんだなあ! そうしてみると、このおばあさんと同じ...
ニールスのふしぎな旅

初級翻訳・ニールスのふしぎな旅 第61話

故郷にいるのが嫌になって、みんな遠い外国へ行ってしまったのです。お母さんは、子供たちから何ひとつ手助けをしてもらったことはありませんでした。それどころか、子供のうちの二人は、出かける前に結婚していて、生まれたばかりの小さな子供たちをおばあさ...
ニールスのふしぎな旅

初級翻訳・ニールスのふしぎな旅 第60話

ところが、わらの中にもぐりこんだか、もぐりこまないかといううちに、またも牝牛が話しかけてきました。「もうひとつお願いがあるんですけど、どうでしょうね?」「ぼくにできることならばね」と、ニールスは答えました。「それじゃ、お願いしますが、この向...
ニールスのふしぎな旅

初級翻訳・ニールスのふしぎな旅 第59話

「ぼくたちはあわれな旅の者ですが、キツネに襲われたり、人間につかまらないような一夜の宿を探しているのです。ここは安全な場所でしょうか?」と、ニールスは尋ねました。「だいじょうぶですとも」と、牝牛は答えました。「このとおり、壁は傷んではいます...
ニールスのふしぎな旅

初級翻訳・ニールスのふしぎな旅 第58話

と、そのとき、だれかが戸の鍵穴に鍵をつっこんで、しずかにまわす音が聞こえました。きっと人間が来たのにちがいありません。けれども、いまのようにこまりきっているときには、人間もこわくはありません。それどころか、大よろこびで、すぐさま戸口へ駆けて...
スポンサーリンク