矢崎 源九郎

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ニールスのふしぎな旅

初級翻訳・ニールスのふしぎな旅 第57話

そのうちに、じぶんはいまカラス山の小屋の中にいるんだ、そうだ、ゆうべ、白いはねのノロ公がここへつれてきてくれたんだっけ、と思いだしました。ニールスはきのうの旅のためにからだじゅうが痛くてたまりませんでした。ですから、じっと寝ているのがなによ...
ニールスのふしぎな旅

初級翻訳・ニールスのふしぎな旅 第56話

けれど、とにかく、アラシもほかのカラスたちも、オヤユビくんに手だしはしませんでした。それからまもなく、カラスたちは出発しました。いままでのところでは、スモーランドは話に聞いているほど、みすぼらしい土地のようではありませんでした。森も山もあり...
ニールスのふしぎな旅

初級翻訳・ニールスのふしぎな旅 第55話

「そいつの言うことを信じちゃいけない! そいつの言うことを信じちゃいけない!」と、ニールスはさけびました。「おれをけなすのはだれだ? おれをけなすのはだれだ?」と、オスのハトはクウ、クウと鳴きながら、からかったものの姿を見つけようとしました...
ニールスのふしぎな旅

初級翻訳・ニールスのふしぎな旅 第54話

どうしてガチョウの背中に乗っていないんだろう? どうして自分の周りをこんなにたくさんのカラスが飛んでいるんだろう? そしてまた、どうして落っこちそうになるほど、あちこちへ引っ張り回されたり、叩かれたりするんだろう? そう思うと、たちまち何も...
ニールスのふしぎな旅

初級翻訳・ニールスのふしぎな旅 第53話

ほかのカラスたちも、すぐそのあとにつづきました。すると、キツネは穴の中にとびおりて、かめをかじったり、ふたをひっぱったりしてみました。けれど、やっぱりどうしても開けることができません。「何が入っているか、わかるかい?」と、アラシがたずねまし...
ニールスのふしぎな旅

初級翻訳・ニールスのふしぎな旅 第52話

ニールス・ホルゲルッソンがガンたちといっしょに旅をしていたときは、そこには一軒の小屋があって、そのまわりの土地は、すこし耕されていました。けれども、その小屋に住んでいた人たちは、なにかわけがあって、よそへひっこしてしまっていました。だから、...
ニールスのふしぎな旅

初級翻訳・ニールスのふしぎな旅 第51話

しかし、なによりもまずいのは、ある地方では水が多すぎるというのに、ある地方では少なすぎるということでした。なぜって、水の少ない地方では田畑がかわききった荒れ地のようなありさまで、ほんのちょっとでも風が吹こうものなら、たちまち土や砂がもうもう...
ニールスのふしぎな旅

初級翻訳・ニールスのふしぎな旅 第50話

あちこちの島々には、小屋や小さな家が見えました。そして奥へ進んでいくにつれて、家々も大きく美しくなりました。しまいには、大きな白いお屋敷も見えてきました。海岸にそって木々が立ちならんでいました。そのむこうには畑がありました。小さな丘の上にも...
ニールスのふしぎな旅

初級翻訳・ニールスのふしぎな旅 第49話

的をきめて石をぶっつける競争をしたり、ガンたちにとどくくらい空高く、ボールをほおり投げたりしました。おとなたちが、そうやって遊んでいるのをながめるのは、ほんとうに気もちのいい、楽しいものです。ニールスも、あの古い都を救うことができなかった悲...
ニールスのふしぎな旅

初級翻訳・ニールスのふしぎな旅 第48話

そして、都が突然消えてしまった今、口では言い表せないほどの深い悲しみがこみ上げてきました。そのとき、コウノトリのエルメンリークくんが目を覚まし、ニールスのところへやってきました。けれども、ニールスはコウノトリが来たことにも気づきません。そこ...
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