矢崎 源九郎

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ニールスのふしぎな旅

初級翻訳・ニールスのふしぎな旅 第37話

「アッカやユクシやモルテンみたいなすごい鳥を撃とうだなんて、とんでもない話だ! 人間たちがすることは、まったく馬鹿げているよ!」こうして再び、ニールスとガンの一行は静かな空を飛んでいきました。あたりは前と同じように、またひっそりと静まり返り...
ニールスのふしぎな旅

初級翻訳・ニールスのふしぎな旅 第36話

「わたくしは、この港を選び、造船所を築いて海軍を再建したお方、つまりこれらすべてのものを生み出した王さまに向かって、脱帽いたします!」「感謝するぞ、ローセンブーム、よくぞ言ってくれた。そちは立派な人間じゃ、ローセンブーム。だが、そこにいるの...
ニールスのふしぎな旅

初級翻訳・ニールスのふしぎな旅 第35話

ニールスが帽子の中にかくれ、木の人ももとのように腕を下ろすと同時に、青銅の人が姿を現しました。そして、木の人の前に立ちどまって、ステッキで地面をドシンと突き鳴らしたので、木の人も台の上でグラグラッと揺れました。それから、青銅の人はよく響く大...
ニールスのふしぎな旅

初級翻訳・ニールスのふしぎな旅 第34話

ニールスのおじいさんは水夫でした。そして、生きていたときは、カールスクローナのことを毎日というほど話してくれました。造船所のことや、カールスクローナで見たさまざまな出来事などを聞かせてくれたのでした。ニールスはすっかり安心して、家にいるよう...
ニールスのふしぎな旅

初級翻訳・ニールスのふしぎな旅 第33話

こういうことは、夏でないと、よく見えないのですが、それでもニールスは、自然はなんておだやかでやさしいんだろうと思いました。そして、まえよりも、ずっと心がおちついてきました。と、とつぜん、鋭くきみのわるいうなり声が聞こえてきました。立ちあがっ...
ニールスのふしぎな旅

初級翻訳・ニールスのふしぎな旅 第32話

そしてすぐに、泡立つ急流の真ん中の岩の上に、ガンたちが立っているのを見つけました。これでは、今回もまた近づくことができません。でも、どうしても諦めることができず、そのまま岸に座り込んで、じっとガンたちを眺めていました。ズルスケはひどく情けな...
ニールスのふしぎな旅

初級翻訳・ニールスのふしぎな旅 第31話

骨おって、追っかけるのは、もうやめだ」けれども、ズルスケも、ほかのキツネと同じことで、一度やろうと考えた事を、途中であきらめることはなかなかできませんでした。そこで、山のはずれにすわりこんで、ガンからいっときも目をはなしませんでした。こうし...
ニールスのふしぎな旅

初級翻訳・ニールスのふしぎな旅 第30話

けれども、人々はただ畑をたがやしたり、材木を売ったりして暮らしているばかりでなく、漁業や商業や、海運業もやっています。ですから、ここには、すばらしい邸や、りっぱな教会もあります。そして、大きな村や町も見うけられます。しかし、三つの段々につい...
ニールスのふしぎな旅

初級翻訳・ニールスのふしぎな旅 第29話

ひとりの男の子が、小リスぐらいしかない小人にされてしまいましてね。それからはガチョウに乗って、ラプランドへ旅をしに行ったという話ですよ」「そりゃ、珍しいニュースですね。ほんとうに珍しいニュースだ。その子はもう人間にはなれないでしょう? 森フ...
ニールスのふしぎな旅

初級翻訳・ニールスのふしぎな旅 第28話

そのうちに、夕方になりました。くらやみがあたりをつつんで、何も見えなくなりました。すると、何もかもが妙にきみわるく、恐ろしく見えてきました。ニールスはガチョウのはねの下にもぐりこみましたが、寒いのと、からだじゅうがびしょぬれなのとで、眠るこ...
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