2026-08

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つばめの話

初級翻訳・つばめの話 第1話

上 夏の初めになると、南の国からつばめたちが、北の国へと飛んできました。そして、電線や屋根の上、高いところに止まって、ちゅんちゅんと楽しそうに鳴きました。広い野原の中をガタゴトと汽車が走っていくとき、つばめは電線の上に止まって、じっとその姿...
つばめと魚

初級翻訳・つばめと魚 第1話

そこは、町のにぎやかな通りでありました。ある店の前へ、子どもたちが集まっていました。ちょうどそこへ通りかかったつばめは、どんなおもしろいものがあるだろうと、自分も下りてみました。お店には金魚やめだかなど、いろいろな魚がならんでいましたが、そ...
つばめと乞食の子

初級翻訳・つばめと乞食の子 第2話

「これはなんて不思議なんだろう」と驚いていると、昨日のつばめがスイスイと飛んできました。そこで二羽は、南の国を目指して、雲やかすみをくぐり抜けながら旅立ちました。そんなこととは少しも知らない村の人々は、あの日から乞食の子がどこへ姿を消したの...
つばめと乞食の子

初級翻訳・つばめと乞食の子 第1話

ある村へ、一人の乞食の子がやってきました。十二、三歳くらいで、顔は日焼けしてまっ黒く、目はくりくりとした大きな子です。そのうえ性格もいじ悪で、人に向かって「何かをください」と頼んだことは一度もありません。毎日毎日外を歩き回っていて、ほかの子...
つね子さんと兎

初級翻訳・つね子さんと兎 第1話

ある日、つね子さんが、いつもと同じようにお庭に出て、兎来い 兎来い赤い草履買つてやろ兎来い 兎来い赤い簪買つてやろ兎来い 兎来いぴよんこぴよんこはねて来いと、『兎来いの唄』を歌って遊んでいますと、「こんにちは、こんにちは」と言って、一匹の子...
つじうら売りのおばあさん

初級翻訳・つじうら売りのおばあさん 第1話

ある日、雪がすっきりと晴れた夕方のことでした。「きょうは、義雄さんの家でカルタ会があるんだ。」ということで、みんなはとても楽しみにしていました。達夫くんは、おとなりのかね子さんをさそって、いっしょに出かけることになっていたのです。沈みゆく太...
ちょうと三つの石

初級翻訳・ちょうと三つの石 第2話

お前は、あの鳥の面倒を見てやったら、どうにか暮らしていけないことはないさ」と、夫は言いました。「本当に悲しいことです。わたしは、もっと鳥の面倒を見てやります。そして、一日も早くあなたのところへ行ける日を待っています」と、女の人は答えました。...
ちょうと三つの石

初級翻訳・ちょうと三つの石 第1話

あるところに、本当に心のやさしい女の人がいました。女の人は年ごろになると、水車小屋の主人と結婚をしました。村のはずれの、小川にかかっている水車は、朝から晩まで歌をうたいながらまわっていました。女の人も主人も、水車といっしょに働きづめに働きま...
ちょうせんぶなと美しい小箱

初級翻訳・ちょうせんぶなと美しい小箱 第1話

正吉くんは、はじめて小田くんの家へあそびにいって、ちょうせんぶなを見せてもらったので、ものすごくめずらしいなぁと思いました。「ねえ君、この魚はどこで買ったの?」「このあいだ、おじいさんが売りにきたのを買ったんだよ」と、小田くんは言いました。...
だまされた娘とちょうの話

初級翻訳・だまされた娘とちょうの話 第2話

どんな立派なお屋敷でも、あるいは華やかな場所でも、もっと楽しくてお金がたくさん稼げる場所なんていくらでもあるじゃないか。私のような年寄りなら、どこへ行くあてもないから仕方なくこんな薬くさくて陰気なところにいるけれど、私だって若いころだったら...
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