楠山 正雄

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楠山 正雄

初級翻訳・金太郎 第1話

一 むかしむかし、金太郎というすごく元気で力持ちの子供がいました。 相模の国の足柄山の山奥で、おかあさんの山うばといっしょに暮らしていました。 金太郎は生まれた時からそれはそれは力が強くって、まだ七つや八つのころには、石臼や、もみがらの入っ...
楠山 正雄

初級翻訳・花咲かじじい 第2話

欲張りじいさんは「ごめんなさい、ごめんなさい」と謝りましたが、結局そのまま牢屋へと連れて行かれてしまいました。
楠山 正雄

初級翻訳・花咲かじじい 第1話

一 むかし、むかしのことです。あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。 二人はとても正直で、心のやさしい夫婦でした。子どもがいなかったので、飼い犬の「白」を、まるで本当の子どものようにかわいがっていました。白もまた、二人のこと...
楠山 正雄

初級翻訳・舌切りすずめ 第2話

おばあさんは「しめた!」と思って、声のする方へ歩いていくと、舌を切られたすずめが今度も門を開けて出てきました。そして優しく、「まあ、おばあさんでしたか。よくいらっしゃいました」 と言って、家の中へ案内しました。そして、「さあ、どうぞお上がり...
楠山 正雄

初級翻訳・舌切りすずめ 第1話

一 むかしむかし、あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。二人には子供がいなかったので、おじいさんは一羽のすずめを自分の子供のように大切に育てて、かごに入れてかわいがっていました。 ある日のこと。おじいさんはいつものように山へ...
楠山 正雄

初級翻訳・眠る森のお姫さま 第3話

そのひらけた道をどこまでも進んでいくと、やがてその奥にあるお城に到着しました。ところが、すこしびっくりしたことには、ふと後ろをふりかえると、いっしょに来ていた家来たちがだれひとりついてきていないのでした。なぜというに、王子が入っていくと同時...
楠山 正雄

初級翻訳・眠る森のお姫さま 第2話

お姫さまの顔に水をそそぎかけたり、ひもをほどいて着物をゆるめたり、手のひらをたたいてみたり、「ハンガリア女王の水」というお薬でこめかみをもんだりして、いろいろと手を尽くしてみましたが、お姫さまは息をふきかえしませんでした。やがて、この大騒ぎ...
楠山 正雄

初級翻訳・眠る森のお姫さま 第1話

一 むかしむかし、あるところに、王様とお妃さまが暮らしていました。 おふたりは、子どもがいないことを、この上なく悲しがっていました。 それはもう、言葉では言い表せないほどの悲しみでした。 ふたりは子どもを授かるために、世界中の海を渡って神様...
楠山 正雄

初級翻訳・瘤とり 第2話

約束を破られないために、何か、質(しち)として預かっておいたほうがいいんじゃありませんか?」おかしらは、「なるほど、それはいい考えだ」とうなずきました。「それでは、いったい何を質にとるのがいいだろう?何を取り上げておこうか」と、鬼たちはみん...
楠山 正雄

初級翻訳・瘤とり 第1話

一むかしむかし、あるところに、一人のおじいさんガいました。おじいさんの右のほおには、ぷらぶらと大きな「こぶ」があって、いつもじゃまになり、困っていました。ある日のこと、おじいさんは山へ木を切りに出かけました。すると、急にひどい大あらしになり...
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