楠山 正雄

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ラ・ベルとラ・ベート(美し姫と怪獣)

初級翻訳・ラ・ベルとラ・ベート(美し姫と怪獣) 第4話

それがあなただったのですよ」さて、これからのことは詳しく話すまでもないでしょう。怪獣の王子は、ある日不思議に姿を消した若い王様の行方を探し回っていた民たちのところへ戻り、大歓迎を受けました。それも一人ではなく、この世に二人といない美しい顔立...
ラ・ベルとラ・ベート(美し姫と怪獣)

初級翻訳・ラ・ベルとラ・ベート(美し姫と怪獣) 第3話

どうせ今日一日で命を取られるに決まっているわたしのために、こんな立派なお部屋の支度が、どうしてしてあるのでしょうね)こう思いながら、試しに一冊の本を開けてみますと、金の文字で、「あなたが望んだり、言いつけたりすれば、すぐその通りになります。...
ラ・ベルとラ・ベート(美し姫と怪獣)

初級翻訳・ラ・ベルとラ・ベート(美し姫と怪獣) 第2話

しかし、目を開けてみて驚いたことに、昨日まで着ていたボロボロの着物が、すっかり新しいものに変わっていました。「これで、誰か心の優しい妖女がこの御殿の主(あるじ)なのだ」と思い、窓から外をふとのぞいてみますと、昨晩の雪がきれいになくなっていて...
ラ・ベルとラ・ベート(美し姫と怪獣)

初級翻訳・ラ・ベルとラ・ベート(美し姫と怪獣) 第1話

昔々、ある所に一人の商人が住んでいました。彼には三人の息子と三人の娘、合わせて六人の子どもがいました。商人はお金よりも子どもたちのことを何よりも大切に思っており、みんなが賢く幸せに育つことだけをいつも願っていました。三人の娘はどの子も美しか...
ジャックと豆の木

初級翻訳・ジャックと豆の木 第3話

そして、「今度こそ何でも探し出してやる」と言って、部屋の中のものを一つひとつ見て回りました。そして最後に、ジャックが隠れているお釜の蓋に手をかけました。ジャックは「ああ、今度こそダメだ」と思って震えていましたが、それこそ妖精が守ってくれてい...
ジャックと豆の木

初級翻訳・ジャックと豆の木 第2話

そこで妖女にお礼を言って別れると、さっそく鬼の住んでいるお城に向かって急いで行きました。 やがてお日さまが西に沈むころ、ジャックは、なるほどお城のように大きな家の前に来ました。 まずとんとんと門をたたくと、なかから目のひとつしかない鬼のおか...
ジャックと豆の木

初級翻訳・ジャックと豆の木 第1話

一 むかしむかし、イギリスの大昔、アルフレッド大王が国を治めていた頃のお話です。 ロンドンの都から遠く離れた田舎の小さな小屋に、ひとりのやもめの女性が、息子のジャックと一緒にひっそりと暮らしていました。 ジャックは母親にとってかけがえのない...
ねずみの嫁入り

初級翻訳・ねずみの嫁入り 第1話

むかし、むかし。ある家のお倉の中に、お米や麦、粟や豆をたくさん蓄えて、とても豊かに暮らしているお金持ちのねずみがおりました。子供に恵まれなかった夫婦が神さまにお願いをすると、ようやく可愛い女の子が生まれました。その子はすくすくと育ち、まぶし...
たにしの出世

初級翻訳・たにしの出世 第2話

「かわいいたにし殿を、お前は婿に取りたいか?」 こう言うと、妹の娘は、「お父さんがお約束なさったことなら、そのとおりにいたしましょう」と素直に答えたので、とうとう、たにしの子は長者の婿になることになりました。三 長者の娘は、たにしのお婿さん...
たにしの出世

初級翻訳・たにしの出世 第1話

一 むかしむかしあるところに、広い田んぼと畑、立派な屋敷に大きな倉まで持っていて、何ひとつ不自由のない、たいへんなお金持ちのお百姓さんがいました。この人は村いちばんの長者さまとして、みんなからうらやましがられていました。その長者さまと同じ村...
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