海野 十三

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怪星ガン

初級翻訳・怪星ガン 第3話

遭難が伝えられるサミュエル博士が乗っている『宇宙の女王』号に比べると、搭乗人数は半分ですが、そのかわりこの救援ロケット艇は最新型の原子エンジンを使っているので、ものすごいスピードが出ますし、航続距離に至っては十億キロメートルを超えるだろうと...
怪星ガン

初級翻訳・怪星ガン 第2話

けたたましい呼出し音響とともに外から電話がかかってきました。「お、きたようだ」帆村は、かれにしか意味のわからないことをつぶやいて、電話機のほうへ足早にいきました。かれがスイッチを入れたのは、国際電話の器械のほうでした。やはりテレビジョンがつ...
怪星ガン

初級翻訳・怪星ガン 第1話

臨時放送だ!「テレ・ラジオの臨時ニュースですよ、おじさん!」 矢木三根夫は、伯父の書斎のドアを勢いよく叩き、伯父に声をかけました。 さっきまで、三根夫はひとりで事務室にいたのです。ニュース記事の切り抜きを整理していたところ、突然、あの緊迫し...
怪塔王

初級翻訳・怪塔王 第57話

俺も共に行く!」 そう言っているときでした。天の一角から、ぶうんと怪しい物音が聞こえてきました。まるで腸をかき回すようなその不気味な音は、まさしく怪塔ロケットがこちらへ戻ってきたようです。塩田大尉ははっとして叫びました。「おい、小浜兵曹長、...
怪塔王

初級翻訳・怪塔王 第56話

ああ、俺に一台の飛行機さえあれば、怪塔王をどこまでも追撃するんだがなあ」 と、小浜兵曹長も、両腕をさすって悔しそうです。飛行機のない航空兵、そして空中には壮烈な空中戦がひきつづき行われている。まったく、兵曹長の心中は同情するほかありませんで...
怪塔王

初級翻訳・怪塔王 第55話

ですから、怪塔王の言われるままにロケットを分捕る決心を固め、階段を駆け降りました。「どちらへお出かけになりますか」と、黒人が心配そうに尋ねました。その時、怪塔ロケットは故障箇所が直り、まもなく出発できるようになっていました。ですから黒人たち...
怪塔王

初級翻訳・怪塔王 第54話

「塩田大尉、私と帆村探偵は、首尾よく怪塔王をやっつけてしまいましたから、どうかご安心ください」と、小浜兵曹長は報告しましたが、それは小浜の勘違いで、怪塔王はやっつけられもせず、相変わらず生きて暴れているのでありました。帆村と怪塔王との遭遇に...
怪塔王

初級翻訳・怪塔王 第53話

殺人光線銃を浴びせられそうになった瞬間、彼は「こんなものに打たれて体を焼かれるよりは」と思い切り、自ら海中へ身を投げたのでした。ところが、体はそのまま激しい渦巻きに巻き込まれてしまい、彼も気を失ってしまいましたが、その間に彼の体は海底をくぐ...
怪塔王

初級翻訳・怪塔王 第52話

帆村は、小首をかしげました。(あれ、これは変だぞ!)帆村は、次々と浮かんでくる疑問を大利根博士にぶつけてみようかと考えました。――しかし、待てよ!(どうも、この大利根博士という人物、なんだか怪しいぞ。一体、どういうことなんだ?)帆村は、よう...
怪塔王

初級翻訳・怪塔王 第51話

いきなり君に声をかけられたのでね」 そこで帆村探偵は、言葉を改めて、「博士、貴方は今までどこに隠れていらっしゃったのですか」 と尋ねました。「うん、それはその、何だよ。君も知っているだろうと思うが、われわれが今立っているところの下に、海底牢...
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