初級翻訳・ワンダ・ブック――少年・少女のために―― 第37話

ホーソーン ナサニエル

そんな旅人たちは、この村の不親切な人々や、意地悪な子供たち、そして恐ろしい犬たちがどんな仕打ちをするか一度知ってしまうと、二度とその村を通ろうとはせず、わざわざ何マイルも何マイルも遠回りをしていくのでした。
これ以上悪いことはないと思うでしょうが、さらにひどいことに、お金持ちの人たちが揃いの服を着た召使を連れて、立派な馬車に乗ったり、高価な馬に跨がったりして通りかかると、この村の人たちほど丁寧で、ぺこぺこと頭を下げる連中もいませんでした。
彼らは必ず帽子を取って、この上なく丁寧にお辞儀をしました。
もし子供がお行儀悪くしていれば、たいていその場で横面を一つ張り飛ばされました。
犬にしても、たくさんいる中の一匹でも唸ろうものなら、たちまち主人が棍棒で打ち据え、食事も与えずに縛り付けてしまうのでした。もちろん、このことは大変結構なことですが、それと同時に、この村の人々が旅人を親切にもてなすかどうかは、相手が金持ちかどうかで決めているということも、すぐに見抜けてしまいました。人間の心の中には、乞食であっても殿様であっても、等しく大切にされるべき尊いものがあるはずなのに、彼らはそんなことには一向に関心がなかったのです。フィリーモンおじいさんが、村の通りの向こうから聞こえてくる子供たちの叫び声や、犬の吠える声を聞いてあんなにも悲しそうな顔をした理由が、これで君たちにも分かったでしょう。

その騒ぎはかなり長く続き、どうやら村の端からこちらへと近づいてきているようでした。
「わしは、これまで犬がこんなに激しく吠えるのを聞いたことがない!」とおじいさんが言いました。
「子供たちがこんなに乱暴に騒ぎ立てることも、今までありませんでしたね」とおばあさんが答えました。
二人は互いに顔を見合わせ、首を振りながら座っていました。
その間にも、騒ぎはどんどん近づいてきました。
そしてついに、二人の旅人が、彼らの小さな家がある小高い丘のふもとを歩いてやってくるのが見えました。
彼らのすぐ後ろには、恐ろしい犬たちが唸り声を上げながら、くっつくようにして追いかけていました。
さらにその少し後ろからは、子供たちの集団が駆け寄ってきて、金切り声を上げながら、二人の旅人に向けて力いっぱい石を投げつけていました。

二人の旅人のうち若い方の男(彼はほっそりとしていて、とても活発な体つきをしていました)が、一度か二度振り返り、手に持った杖で犬たちを追い払いました。
もう一人の連れである、非常に背の高い人物は、犬たちにも、またその犬の真似をして騒いでいる子供たちにも、目を向けることすら馬鹿らしいといった様子で、平然と歩いてきました。
旅人は二人とも、とても粗末な身なりをしていて、宿代を払えるようなお金は持っていないように見えました。
子供や犬があんなにひどい仕打ちをしているのに村の人々が黙って見ていたのは、おそらくこの人たちが貧しそうだったからなのでしょう。

「さあ、お前さん」とフィリーモンがボーシスに言いました。「あの気の毒な人たちを迎えに行こうじゃないか。きっとあの人たちは、すっかりがっかりしてしまって、この丘を登って来られないかもしれないからね」
「お前さんが行って迎えに行ってあげてくださいよ」とボーシスが答えました。「その間に私は急いで家に入って、あの人たちに何か晩ご飯を出せるものがないか見てみますから。温かい牛乳にパンを浸したものがあれば、あの人たちの元気を引き立てるのに、不思議なくらいよく効くはずです」

そこで、おばあさんは急いで家の中へ入りました。
一方、フィリーモンは外へ出て、この上なく親切な様子で「ようこそ、旅の方々! ようこそ!」と声をかけました。彼が手を差し出すときの、心から歓迎する温かさは、言葉で言わなくても旅人たちには十分に伝わりました。
「ありがとう!」と、大変疲れ果てて困っていたはずの若い方の男が、元気な声で答えました。「これはまた、向こうの村で受けた挨拶とは大違いですね。一体、あなたはどうしてこんなに柄の悪い村の近くに住んでいるのですか?」

「ああ!」フィリーモンは、静かに、そして優しく笑って言いました。「他にも理由はありましょうが、神様がわしをここに置いてくださったのは、村の人々がひどい仕打ちをした旅人の方々に、わしができる限りの償いをするようにというお心ゆえではないかと思っておりますのじゃ」
「よくぞ言ってくれました、おじいさん!」と旅人は笑いながら叫びました。「実は、連れと私は、本当に何とか助けてほしいと思っていたところなんですよ。あの子供たち(まるで小さなギャングですね!)は、泥の塊を投げつけて、私たちをすっかり泥だらけにしてしまいました。その上、あの凶暴な犬の一匹が、もともとボロボロだった私の外套を破いてしまったんです。まあ、そいつの鼻先を杖で思い切り叩いてやりましたがね。これだけ離れていても、そいつが鳴き声を上げたのが聞こえたはずですよ」

フィリーモンは、彼がとても元気そうなのを見て嬉しく思いました。
実際、誰であっても、彼の顔つきや様子を見れば、長い一日の旅に疲れ切っている上に、最後にひどい目に遭って意気消沈しているなどとは思わなかったでしょう。
彼は少し変わった服装をしていて、頭には耳の上までつばが突き出したような、変わった帽子をかぶっていました。
夏の夕方だというのに、彼は外套をしっかりと身にまとっていましたが、それはたぶん下に着ている服が見すぼらしいからでしょう。
フィリーモンは、彼が不思議な靴を履いていることにも気づきました。
しかし、もう辺りは暗くなりかけていましたし、おじいさんの目もあまり良くなかったので、その靴のどこがどう変わっているのかまでは、はっきりとは分かりませんでした。しかし、たしかに一つ不思議なことがありました。
それは、その旅人が驚くほど身軽で活動的だという点です。歩いているときに、まるで足がひとりでに地面から浮き上がっているようにも見えれば、かと思えば、一生懸命に力を込めてやっと地面に足をつけて歩いているようにも見えるのです。

「わしも若いころは足が速いほうでしたがね」とフィリーモンはおじいさんはその旅人に言いました。
「それでも、日が暮れてくると、どうしても足が重くなってしまうものでしたよ」

「いい杖さえあれば、歩く助けになりますからね」と旅人は答えました。「それにちょうど私は、ご覧の通り、とても素晴らしい杖を持っていますから」

この杖は、たしかにフィリーモンが今まで見たこともないような、変わった杖でした。オリーブの木でできていて、上の方には小さな翼のような飾りがついています。さらに、木彫りの二匹の蛇が杖に巻き付いているのですが、その彫り方がとても精巧だったので、フィリーモンおじいさんは(目がかすんでいたせいもあるでしょうが)、まるで蛇が生きているかのように、くねくねと動いているような気がしてなりませんでした。

「これはまた、妙な細工物ですね!」おじいさんは言いました。

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