2026-08

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いたずら小僧日記

初級翻訳・いたずら小僧日記 第14話

もう四六時中、泣いてばかりいるんだ。こんな厄介者の子守をさせられて、首尾よく勤まったら遠眼鏡を買ってくれるなんて言われても、できる相談じゃない。「泣く子と地頭には勝てない」っていうじゃないか。菊ちゃんは人形を持っていた。大きなお人形腹の辺り...
いたずら小僧日記

初級翻訳・いたずら小僧日記 第13話

あまりそんなに音を立てるものじゃないって、お母さんはいつも言っているのにさ」ぼくは暇つぶしに、テーブルの下から神保さんの靴をそっと引っ掻いてみた。その度に神保さんが「ビクッ、ビクッ」と体を動かすから、見ていてめちゃくちゃ面白い。「もうすぐ新...
いたずら小僧日記

初級翻訳・いたずら小僧日記 第12話

これまでこの眼鏡はきっちり目に合っていたのにさ」「見えませんか」「一寸先も見えなくなってしまったよ」ぼくはおかしくなったけれど、必死に我慢して聞いていた。二人はしばらく黙り込んでいた。「体を悪くして、目まで見えなくさせられて、ちょっと遊びに...
いたずら小僧日記

初級翻訳・いたずら小僧日記 第11話

どこまで損な生まれつきだか知ったこっちゃない。この調子じゃ、しまいには雷にでも打たれて死ぬのだろう。自分で骨を折っておとなしくしても、運が悪いんだから仕方がない。大阪の伯父さんがこの頃家に泊まっている。この伯父さんはもういい年寄りだ。そして...
いたずら小僧日記

初級翻訳・いたずら小僧日記 第10話

朝ご飯が済んでから、ぼくは凧を持って出かけた。ぼくの凧はまわりの連中のより大きいんだけど、糸をつけるバランスが悪いみたいで、あっちへふらふら、こっちへふらふらしてどうしようもない。「この子は凧を揚げてるのか、それとも引きずり回してるのか」と...
いたずら小僧日記

初級翻訳・いたずら小僧日記 第9話

今度はマッチでございます。どなたかお持ち合わせはございませんか」ハイカラな男は、ロウマッチを貸してくれた。「さて、ただいまこのハンカチに火をつけて燃やしてしまいます。その燃やした灰をこの引き出しに入れて、私が三度手を叩きますと、もとの通りに...
いたずら小僧日記

初級翻訳・いたずら小僧日記 第8話

「お父様の許へ手書きの報告書を送るから、そのつもりでいなさい。彼が壊したガラスのせいで、部屋が一週間は人が使えなくなってしまう。たった一枚壊せば、十分に外へ出られたじゃありませんか。わかっていてそんな乱暴をするとは何事だ。それから、なぜスト...
いたずら小僧日記

初級翻訳・いたずら小僧日記 第7話

いくら見せしめのためだと言っても、あまりに人を馬鹿にしている。「これでもカツラよりはましだ」と言ったら、奥さんは火のようになって怒った。あのカツラ事件以来、ぼくを目の敵のように思っているらしい。ぼくが焼き捨てたりしなければ、校長であんな新し...
いたずら小僧日記

初級翻訳・いたずら小僧日記 第6話

ぼくを布団蒸しにしたり、雪団子にしたり、ひどい事をする。お島が見ていたら、きっと泣くだろう。お気に入りの絹のハンカチは取られてしまった。手袋は屋根の上に上がってしまった。もっとも、これはぼくが猫の頭に無理やりかぶせたら、猫が屋根へ行って置い...
いたずら小僧日記

初級翻訳・いたずら小僧日記 第5話

新しい襟飾りを付けて、新しい手袋をはめて、新しいハンケチを持って、何もかも新しずくめだ。姉さんたちは会の心得を三十分も説教して、もしお行儀が悪いならすぐにベッドに入れてしまうといって脅かした。広間へ行ったときは、靴がギュウギュウ鳴ってやたら...
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