グリム ヴィルヘルム・カール

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グリム ヴィルヘルム・カール

初級翻訳・森のなかの三人の小人 第1話

むかしむかし、あるところに、奥さんに先立たれたお父さんと、旦那さんに先立たれたお母さんがいました。お父さんには一人娘がいて、お母さんにも一人娘がいました。ふたりの娘はお互いのお友達でした。ある日、ふたりでお散歩から帰る途中、お母さんのほうの...
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初級翻訳・杜松の樹 第4話

「わたしの骨をのこらず拾って、 手巾へ包んで、」そう歌いながら、鳥は持っていた赤い靴を、妹のマリちゃんの上に落しました。「杜松の樹の根元へ置いた。キーウィット、キーウィット、何と、綺麗な鳥でしょう!」最後までこう歌うと、マリちゃんもあっとい...
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初級翻訳・杜松の樹 第3話

「母さんが、わたしを殺した、 父さんが、わたしを食べた、 妹のマリちゃんが、 わたしの骨をのこらず拾って、 手巾に包んで、 杜松の樹の根元へ置いた。キーウィット、キーウィット、何と、綺麗な鳥でしょう!」歌い終わると、鳥はまたパッと飛んでいき...
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初級翻訳・杜松の樹 第2話

「お前、いったいどうしてそんなことをしたの! まあいいわ、黙って、誰にも知られないようにしておいで。一度起きてしまったことは、もう取り返しがつかないんだからね。あの子はスープにしてしまおうよ!」こう言って、お母さんは小さな男の子の体を持ち上...
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初級翻訳・杜松の樹 第1話

むかしむかしの大昔、今から二千年ほど前のこと。あるところに、お金持ちの男の人がいて、とても美しく、心のやさしい奥さんと暮らしていました。ふたりはとても仲よしでしたが、子どもがいなかったので、「どうか子どもが一人ほしいものだ」と、奥さんは昼も...
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初級翻訳・星の銀貨 第1話

昔々、あるところに、小さな女の子がいました。この子には、お父さんもお母さんもいませんでした。家がとても貧しかったので、しまいに住む部屋もなくなれば、眠るベッドもなくなってしまい、最後には、体につけているもののほかには、手に持ったパンのひと切...
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初級翻訳・手なしむすめ 第2話

王さまは坊さんをひとり連れてきました。この人は幽霊に話しかける役だったのです。三人は木の下に腰を下ろして、気をつけていました。真夜中ごろに、娘がやぶから這い出してきて、木のところへ行って、ゆうべと同じように口でナシをひとつ食べました。娘のそ...
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初級翻訳・手なしむすめ 第1話

ある粉ひきの男がいました。男はだんだんと貧乏になり、とうとう最後には、粉をひく水車小屋と、その裏に生えている一本の大きなリンゴの木のほかには、何も持たないようになってしまいました。あるとき、粉ひきが森へ行ってたきぎを集めていると、見知らぬお...
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初級翻訳・忠義者のヨハネス 第4話

やがてお妃さまが帰ってくるのを見ると、王さまは忠義者のヨハネスと二人の子どもを大きな戸棚の中に隠しました。お妃さまが部屋の中に入ってくると、王さまは尋ねました。「教会でお祈りをしてきたのかね?」「はい……」「はい……」とお妃さまは答えました...
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初級翻訳・忠義者のヨハネス 第3話

結婚式のあとで踊りが始まって、若いお妃がおどりだすと、急にお妃は真っ青になって、死んだようにぶっ倒れる。そのとき、誰かがお妃を抱き起こして、右の乳房から血のしずくを三滴吸い取って、それを吐き出さなきゃ、お妃は死んでしまうんだ。しかし、誰かが...
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