海野 十三

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海野 十三

初級翻訳・火星探険 第3話

そして、もしアリゾナに鳥の羽を頭にさしたインディアンがいたら、ぜひ一枚その写真を撮ってきてほしいと頼んでありました。みんなそれぞれにお願いごとをつけていて、サリーは縫い針を十本ほどくれて、「もしこの縫い針が余ったら、標本になる珍しいチョウチ...
海野 十三

初級翻訳・火星探険 第2話

そういう二人の気持も知らずに、二人のうるさい友だち連中は、早朝から集まって来てこの大自動車旅行の出発を見ようというので大さわぎをしていた。「この辻を通るという話だったが、まだ通らないじゃないか」「まだ一時間と十九分あとのことだよ。出発はかっ...
海野 十三

初級翻訳・火星探険 第1話

### すばらしい計画夏休みがやってくる日を、指折り数えてワクワクしながら待っているのは、山木健(やまき けん)と河合二郎(かわい じろう)のふたりでした。夏休みに入ったら、ふたりはコロラドの大峡谷(グランドキャニオン)をぐるりと一周する、...
海野 十三

初級翻訳・火星兵団 第117話

ところが今はすでにその時刻を過ぎているのに、地球は変わらずきらきらと天空に輝いているのです。なんと信じられない奇跡的な出来事でしょうか!「ああ、夢を見ているんじゃないだろうか……」 新田先生はうめくように言いました。千二も、地球はもう絶対に...
海野 十三

初級翻訳・火星兵団 第116話

ミツバチの巣箱の下にハチが出入りするための穴がありますが、ちょうどあんな感じにとてもよく似ていました。「さあ、こちらへお入りください」 首相のモンモンが先頭に立って、その門の中へとスタスタ入っていきました。千二も、蟻田博士や新田先生のうしろ...
海野 十三

初級翻訳・火星兵団 第115話

「そんなのうそにきまっている!だいたいロロ公爵は、ここから見えるあのペペ山にこもって、おれたちの攻撃を受けているはずだ。王城へ行くひまなんかあるもんか。だから今おれたちがペペ山を攻めたてれば、簡単にロロ公爵をやっつけることができるんだ。おい...
海野 十三

初級翻訳・火星兵団 第114話

そうだ、あの呪文をどなって歩いたら、どこかの地の底で、扉があく音が聞えるかもしれない」 千二は、呪文をとなえるなんて昔話のようで、ばかばかしいことだと思ったが、ともかくそれをやってみることにした。あの呪文はどういうのであったかしら。千二は、...
海野 十三

初級翻訳・火星兵団 第113話

そこから、まっ白なガスのようなものがもうもうと湧き出してきて、それに触れた我が軍の兵士たちは、からだがとろとろにとけて消えてしまうのです!」「ななんだ、そうだったのか、なるほどなるほど」「丸木閣下、そんなのんきなことを言っている場合ではあり...
海野 十三

初級翻訳・火星兵団 第112話

第一、おれが地球に関するいろいろなものを、どのくらいたくさん、あつめているか、地球博物館というのを見せてやろう」 千二は、これを聞くと、首をふって、「ああ、そんなものは、もうたくさんです」「なぜだ。何がたくさんだ」「だって、丸木さん。僕は地...
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初級翻訳・火星兵団 第111話

頭の上には長い毛のようなものが生えていましたが、これはどうやらただの毛ではなさそうでした。普通の毛よりもずっと太いのです。そして、タコの足のようにどちらへでも自由によく動き、伸びたり縮んだりしていました。ふだんは、この先端がツルのようにくる...
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