若草物語

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オルコット ルイーザ・メイ

初級翻訳・若草物語 第1話

【作者について】この『若草物語』(原題:リトル・ウィメン)は、アメリカの女性作家ルイザ・メイ・オルコットが37歳のときに書いた作品です。戦地に赴いた父を持ち、慈愛深く聡明な母に守られながら、決して裕福とはいえない暮らしの中でも、光を目指して...
オルコット ルイーザ・メイ

初級翻訳・若草物語 第2話

私たちは働かなければならないけれど、ジョウが言うように、お互いが楽しい相棒だものね」「ジョウねえさん、『相棒』だなんて、そんなぞんざいな言葉はやめてよ」と、エイミーは敷物の上に寝転がっているジョウを見て言いました。ジョウはすぐに起き直ると、...
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初級翻訳・若草物語 第3話

ねずみ色のコートを着て、少し時代遅れのボンネットをかぶったお母さんでしたが、娘たちの目には、この世の誰よりもすてきで素晴らしい人として映りました。「今日は何か変わったことはあったかしら? お母さんは明日送る慰問箱の準備で大忙しで、夕飯の時間...
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初級翻訳・若草物語 第4話

まもなくベスとエイミーも目を覚まし、それぞれの枕の下に本を見つけました。一冊は鳩羽色、もう一冊は空色の表紙でした。みんなは起き上がって本を眺めながら話し合っていましたが、そのうちに東の空がバラ色に染まり始めました。メグが言いました。「毎朝、...
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初級翻訳・若草物語 第5話

ユーゴーが愛の魔薬と死の魔薬を求めると、ハーガーはそれを与えることを約束し、愛の魔薬を持ってくるように歌で妖精を呼び出しました。すると、やわらかな音楽とともに、洞穴の影から、きらきらと光る翼をつけ、金髪にバラの花冠をのせた可愛い妖精があらわ...
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初級翻訳・若草物語 第6話

お父さまは、わたしたちみたいに楽しいクリスマスを過ごせていないでしょうから」第三章 ローレンスのぼっちゃん「ジョウ、どこにいるの!」と、メグが屋根裏部屋の梯子の下から呼びました。「ここよ!」かけあがっていくと、ジョウは日なたぼっこをしながら...
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初級翻訳・若草物語 第7話

なぜって、いうとね……」ジョウが正直に言おうか、それとも笑ってごまかそうか迷っていると、ローリイはしきりにわけを尋ねます。だれにも言わないと約束させてから、ジョウは打ち明けました。「服に焼け焦げがあるの。あたし悪い癖があって、よく服を焦がし...
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初級翻訳・若草物語 第8話

「その中で、あなたが一番いじわるよ」とエミイがやり返し、石盤の上にこぼした涙で、間違いだらけの計算式を消してしまいました。「ベス、このうるさい猫をあなぐらに放り込んでおかないと。水でおぼれさせてしまうわよ!」と、メグは自分の背中にかじりつい...
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初級翻訳・若草物語 第9話

本当に、自分がいかに恵まれて幸せかということに気づいてありがたかったので、おじいさんに包みといくらかのお金を渡し、教えていただいた教訓に心からのお礼を言ったのよ」みんなは、この話にも深く心を打たれました。ジョウは、もう一つ、今のような良いお...
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初級翻訳・若草物語 第10話

それはそうと、なんて素敵な部屋なんでしょう!」「女中さんがね、あまり掃除が得意じゃなくて、散らかっているんだ」「じゃあ、あたしが二分間で片付けてあげるわ!」ジョウはてきぱきと動き回りました。部屋の雰囲気が一変したので、ローリイは満足して感謝...
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初級翻訳・若草物語 第11話

お茶が終わると、ジョウは帰ると言い出しましたが、ローリイは引き止めました。ジョウを温室へ連れて行き、両手では抱えきれないほどの美しい花を切って持たせてくれました。「これ、お母様にあげて。それから、届けてくれたお薬、とっても気に入ったと伝えて...
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初級翻訳・若草物語 第12話

お礼の言葉もうまく言えないので、ただ一生懸命にその手をぎゅっと握りしめることしかできませんでした。老人は、そっとベスの髪に自分の額をあてて言いました。「わしには、昔、こういう娘がおったのじゃ。ああ、かわいい子よ。さあ、さようなら、お嬢さん。...
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初級翻訳・若草物語 第13話

老人はすっかり目を丸くしましたが、それが嬉しくてたまらず、ベスの愛らしいキスのおかげで、いつもの気難しい表情はどこかへ消え去ってしまいました。老人はベスを膝の上に乗せ、しわだらけの頬をベスのバラ色の頬にすり寄せました。まるで、亡くなった可愛...
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初級翻訳・若草物語 第14話

私は自分が決めたルールをきちんと守ります。さあ、マーチ、手を出しなさい」 エミイはびっくりして、両手を慌てて後ろへ回し、悲しそうに許しを乞うような目で見つめました。エミイはもともと、先生のお気に入りの生徒の一人でした。ですから、そのすがるよ...
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初級翻訳・若草物語 第15話

靴を履きながら、エミイは言い返しました。「メグお姉さんがいいって言ったんだから、あたし行くわ。自分の切符は自分で買うから、ローリイに迷惑はかけないもの」「あたしたちの席は指定席なのよ。それに、あなた一人を離しておくわけにはいかないし、そうす...
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初級翻訳・若草物語 第16話

ジョウが滑ってその角まで来たとき、エミイは二人からずっと離れた場所で、川の真ん中の方へと滑り出していました。ジョウは胸がざわつくような嫌な予感を覚えましたが、その瞬間、氷が割れる「バリッ!」という激しい音とともに水しぶきが上がりました。そし...
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初級翻訳・若草物語 第17話

お父さんがいなくなってからも、一度も愚痴を言ったり寂しがったりしないし、誰の助けもあてにしないで、一人でシャキシャキがんばっているもの」と、ジョウは不思議そうに言いました。「お母さんはね、愛する国のために、自分の一番大切な宝物であるお父さん...
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初級翻訳・若草物語 第18話

うれしくなったメグは、シダの葉とバラの花を少しだけ自分のために取っておくと、残りのきれいなお花をみんなに「どうぞ」と気前よく分けてあげました。みんなは、そんなメグの優しい心づかいにすっかりうっとりしてしまいました。メグが緑色のシダの葉を髪に...
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初級翻訳・若草物語 第19話

するとベルが首を振ってサリーの言葉をさえぎり、優しく言いました。「何もおかしいことなんてないわよ。まだ大人のパーティーにデビューしたばかりなんだから、たくさんのドレスを用意しておく必要なんてないもの。ねえ、ひな菊ちゃん、お着替えがお家に何枚...
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初級翻訳・若草物語 第20話

ねえ、僕と一緒に踊ってくれませんか?」「あなたの気分を悪くさせちゃうといけないから、遠慮しておくわ」と、メグは少しそっけなく言いました。「そんなことないよ、ちっとも気にしてなんかいないさ。僕は君とダンスがしたいんだ。そのドレスはあんまり好き...
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初級翻訳・若草物語 第21話

お母さんは、まだ素直で純真なメグの心に、そんなくだらない大人の企みや噂を吹き込んだ人たちに対して怒りを感じ、唇をぎゅっと結びました。ジョーは、怒って叫びました。「なんて失礼でバカバカしい話かしら! そんなの聞いたこともないわ! どうして、お...
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初級翻訳・若草物語 第22話

ベスは、スイートピーやモクセイソウ、ヒエンソウ、ナデシコ、パンジー、ヨモギなど、昔ながらの香りのいいお花を植えました。それから、小鳥たちのご飯になるハコベや、子猫が大好きなイヌハッカも忘れずに植えてあげました。エイミーは、小さいけれど、とっ...
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初級翻訳・若草物語 第23話

「今、私を上手に引っ張り出してくれた忠実な友であり、尊敬すべき推薦人である彼女は、今夜のずるい計画については少しも悪くありません。これはすべて私が立てた計画で、私が無理を言って、やっと承知させたのです」ローリーが手を振りながらそう言うと、そ...
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初級翻訳・若草物語 第24話

ジョーは、午前中はローリーと一緒に川へボートを漕ぎに出かけ、午後からはリンゴの木の上に登って、『広い世界』という小説を、涙をポロポロ流しながら熱心に読みふけりました。ベスは、楽譜の戸棚をあちこち引っかき回して散らかしたまま、片付けもせずにピ...
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初級翻訳・若草物語 第25話

「好きなようにしなさい。でも、お母様の邪魔はしないでね。私はお昼ご飯は外で食べるつもりよ。今日のところは、お家のことなんて構っていられません。だってお休みなんですもの。本を読んだり、手紙を書いたり、お友達のところへ遊びに行ったりして過ごすわ...
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初級翻訳・若草物語 第26話

ローリーは、木立ちの中にあるシダの葉の下に小さな穴を掘ってお墓を作ってくれました。かわいそうなカナリアは、優しいベスの手によって、ポロポロとこぼれる涙と一緒にそっと土に埋められました。その上には青々としたコケが敷かれ、スミレとハコベの花で作...
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初級翻訳・若草物語 第27話

あなたは、その挑戦や、失敗したこと、うまくいったことについて自分からは何も言わないし、毎日あなたを助けてくださる神様のほかには、だれも見ていないと思っているかもしれませんね。けれど、お母様はちゃんとすべてを見ていましたよ。そして、あなたの努...
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初級翻訳・若草物語 第28話

あまり暑くならないうちに、さっそくゲームを始めて、そのあとでおいしいご飯の準備をしましょう!」フランクとベス、エイミー、それから一番小さなグレースの4人は芝生にペタンと腰を下ろして応援することになり、残りの8人でクロッケーの試合を始めること...
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初級翻訳・若草物語 第29話

「おじいさんと、ナポレオン」「一番美しいと思う女性は?」とフレッドが聞くと、「もちろん、ジョーだよ」ローリーの当たり前だというような顔つきに、みんなはどっと笑いましたが、ジョーは「ずいぶん馬鹿げた質問ね」と、軽蔑するように肩をすぼめました。...
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初級翻訳・若草物語 第30話

朝、みんなが集まったローレンス家の広い芝生に戻ると、お互いに挨拶を交わして、名残惜しそうに別れを告げました。なぜなら、ボガン家の人たちは、これからカナダへ帰ってしまうからです。四人の姉妹たちが庭を通って自分たちの家へと帰っていく後ろ姿を見送...
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初級翻訳・若草物語 第31話

山の頂(いただき)には金色や紫色の雲がたなびいていて、それはまるで、天国にある美しい都のようでした。「なんて美しい景色なんだろう!」と、ローリーはその素晴らしい美しさをすぐに感じ取りました。「あの美しい景色の場所が、私たちの本当の国で、いつ...
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初級翻訳・若草物語 第32話

でも、なんだか本当の弟みたいに思えるから、ついつい思ったことをそのまま言っちゃうの」ローリーは、メグの親切な言葉をとても嬉しく思いました。「お姉さんみたいに、僕のダメなところをはっきり言ってくれてありがとう。今日はなんだかイライラして不機嫌...
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初級翻訳・若草物語 第33話

だんだんそれが好きになって、時間とお金を無駄にして、ダメな子になっちゃうんでしょう? 私はあなたに、ちゃんとした立派な人でいてほしいのよ」「男の子は、品位を落としさえしなければ、たまに面白い遊びを楽しんじゃいけないのかな?」「それは遊び方と...
オルコット ルイーザ・メイ

初級翻訳・若草物語 第34話

さて、それから一、二週間のあいだ、ジョーはなんだかおかしな行動ばかりしていたので、みんな驚いてしまいました。郵便屋さんの足音が聞こえると玄関へ走っていったり、ブルック先生に冷たい態度をとったり、じっと座り込んで悲しそうな顔でメグを見つめたり...
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初級翻訳・若草物語 第35話

そんなお母様の姿を見て、娘たちもなんとか心を落ち着かせようとするのでした。「ローリーはどこかしら?」お母様は、まず最初にやるべきことを決めました。「ここにいますよ。おばさん、どうぞ僕に何かさせてください」ローリーは、隣の部屋から急いで飛び出...
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初級翻訳・若草物語 第36話

「切ってもらうとき、怖くなかった?」「床屋さんが道具を準備している間、私は見納めに自分の髪をじっと見つめたわ。でも、めそめそなんてしなかった。ただ、いざ切られてしまうと、腕や足を切り落とされたみたいに、なんだか変な気持ちがしたけれど。奥さん...
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初級翻訳・若草物語 第37話

そして「希望を持って、せっせと働こう!」という合言葉の通りに、ジョーはマーチおばさんの屋敷へ、メグは家庭教師の仕事をしているキング家へと働きに行きました。エイミーとベスも、ハンナさんを手伝って、家の中の仕事を次から次へと片づけていきました。...
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初級翻訳・若草物語 第38話

ハンナさんがエプロンにもっとパリッと糊(のり)をきかせてくれて、毎日おそばを食べさせてくれたらいいな、って思っています」メグお姉ちゃんは、私の文章の書き方や、句読点の打ち方、漢字の使い方がダメだって言うんです。でも、やることがいっぱいあるか...
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初級翻訳・若草物語 第39話

ロッチェンが先生を呼びに行っている間、私が赤ちゃんを抱っこして、ロッチェンを休ませてあげていたの」「そうしたら、赤ちゃんが急に声を上げて、ブルブル震えたかと思ったら、動かなくなっちゃったの。足を温めたり、ミルクを飲ませたりしたけれど、もうダ...
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初級翻訳・若草物語 第40話

メグは、机の引き出しにいつでも電報が打てるよう、用紙を用意しました。12月1日は、冬らしい寒い日で、風が吹き荒れて雪が降っていました。その朝、バンクス先生は診察を終えるとこう言いました。「もし、奥様がご主人のそばを離れられるようなら、呼んだ...
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初級翻訳・若草物語 第41話

メグは、咲きかけたばかりの白いバラの花を持ってきて、「あの子が目をさましたら、このかわいいバラと、お母様の顔が一番はじめに目に入るようにしてあげましょう」と言いました。 メグとジョーは、長くて悲しい一夜を明かしました。重たいまぶたをこすりな...
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初級翻訳・若草物語 第42話

この日はその遊びに夢中になりすぎて、ローリーが鳴らしたベルの音にも気づかなかったし、彼がこっそりのぞきに来たことにも気づきませんでした。 エイミーは、青いドレスに黄色いアンダースカートをはき、ピンク色の帽子をかぶって、扇子(せんす)を使いな...
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初級翻訳・若草物語 第43話

エイミーはローリーにお散歩に連れていってほしいと思いましたが、彼がとても疲れている様子だったので、それも我慢しました。ローリーをソファに座らせて休ませてあげると、自分はお母さんへお手紙を書きました。手紙を書き終えて戻ってみると、ローリーはぐ...
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初級翻訳・若草物語 第44話

どうして私たちは、みんな男の子に生まれなかったのかしら」ジョーは、いかにも面白くなさそうな顔をして、話を続けました。「おかあさんも、あんな人追い払っちゃって、メグ姉さんには一言も言わずに、今まで通りみんなで楽しく過ごしましょうよ」「ジョー、...
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初級翻訳・若草物語 第45話

もし私が関係しているなら、もっと上手にかっこよく書きますよ。それに、ブルックさんがこんな手紙を書くはずがないことくらい、私だって分かってます!」ジョーはいまいましそうに、その手紙を床に叩きつけました。「でも、あの方の書いた字に似ているわ……...
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初級翻訳・若草物語 第46話

ジョーがどうしたのか尋ねると、ローリーは言いました。「君のお母さんから『秘密にしておきなさい』と言われた約束をしっかり守って、何も喋らなかったから、おじいさんからめちゃくちゃに怒られたんだよ。おじいさんは『本当のことを言え!』ってしつこく迫...
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初級翻訳・若草物語 第47話

第二十二 たのしい野原それからの数週間は、まるで嵐が吹き去ったあとに日光が差し込んだような毎日でした。お父さんから「新年になれば帰宅できる」という連絡が届きました。ベスは書斎のソファまで行って横になれるようになり、子猫と遊んだり、人形の服を...
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初級翻訳・若草物語 第48話

するとお父さんは、足元にいるエイミーの髪を優しくなでながら言いました。「エイミーは、食事のときにいつもと違って、自分が一番好きな場所ではなくて鳥の足の肉を選んだね。それにお昼からはお使いに行ってくれたし、我慢強くみんなのお世話をしてくれた。...
オルコット ルイーザ・メイ

初級翻訳・若草物語 第49話

そうでないと、仕事も手につきません」「でも、私はまだ若すぎますから……」「僕は待ちますよ。そのうちに、僕のことを好きになってください。僕が教えてあげたいんです。これはドイツ語を覚えるよりも、ずっと簡単なんですから」ジョンは、一生懸命にお願い...
オルコット ルイーザ・メイ

初級翻訳・若草物語 第50話

でも、いろいろなことが話し合われ、いつもは物静かなジョンが、これからの望みや計画をとても熱心に話していたのは確かでした。夕食のベルが鳴って、みんながテーブルについたとき、ジョンとメグはこれ以上ないほど幸せそうに見えました。それを見たジョーも...
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